まさか日本で拝見できるとは…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型セコイアの実車を見てきた!デカいはずのランクル300などがコンパクトカーに?

まさかアメリカ専売の新型セコイアの実車を拝見できるとは…

前回のブログにて、2024年8月にアメリカ専売のフルサイズ&3列シートSUVとなるフルモデルチェンジ版・新型セコイア (Toyota New Sequoia)が一部改良により、全グレードの価格を値上げしたことをお伝えしました。

日本の道路事情に全くマッチしないサイズ感で、まず日本ではお目に掛かれない貴重な個体ですが、今回日本のナンバーを取得している特別な実車を間近で拝見させていただきました。


デカい、デカ過ぎるぞセコイア!

こちらが今回、日本のナンバーを取得している新型セコイア。

グレードは「セコイア4×4 Capstone iForce MAX」で、2024年モデルの価格改訂した後の車両本体価格で83,665ドル(日本円に換算して約1,230万円)。

おそらく日本の法規制に対応させるとなると、諸々の整備費用などがかかるでしょうから、総額にして1,500万円以上になるのではないかと予想されます。

ちなみにCapstoneは最上級グレードになるわけですが、まず実車を見て真っ先に思ったのは「デカい」ということ。

全長は約5.3m、全幅も2m超えとまさにアメ車

完全に語彙力を無くすほどの圧倒的な存在感で、車体を見ながら常に「でけぇ…セコイアデケェよ…」と思いながら、近くに並べられていたランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)やランドクルーザー70、更にはランドクルーザー250がコンパクトに思う程。

ちなみに、セコイアのボディサイズは全長5,286mm×全幅2,022mm×全高1,885~1,974mmで、ランクル300・ガソリンZXの全長4,985mm×全幅1,980mm×全高1,925mmよりも大きく、全長5メートル超え、全幅2メートル越えとまさにアメリカン。

一目でわかるセコイアの巨大フロントグリル

真正面から見た時のキャップストーン専用フロントメッシュグリルの存在感も強烈。

遠目から見ても、一目でセコイアと分かるデザイン言語はトヨタらしくもアメリカ向けらしさがありますが、真正面だけで見るとフルサイズピックアップトラックの「タンドラ?」と一瞬勘違いしても不思議ではないほどにそっくり。

日本のナンバープレートがここまで控え目に見えるのは珍しい

間近で見てみるとこんな感じ。

車種によっては、日本のナンバープレートの主張が鬱陶しく感じるときがありますが、巨顔のセコイアに装着すると、ナンバープレートの主張がかなり控えめに思えるほど。

そしてフロントエンドのトヨタエンブレムを見てみると、このサイズ感でマッスルな見た目に見えるのに、ブルーグラデーションが設けられたハイブリッド仕様というギャップもユニーク。

エンジンとトランスミッションはランクル300とLX600共通

っというのも、このモデルは排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたi-ForceMAXが採用され、燃費優先ではなくモーターのアシスト力によるパフォーマンスを優先したハイブリッドシステムになるため、システム総出力443ps/システムトルク790Nmとパワフル。

ちなみにエンジンとトランスミッション(10AT)は、タンドラやランドクルーザー300、レクサスLX600と共通で、プラットフォームももちろん新世代のラダーフレームベースとなるTNGA-Fを採用しています。

2ページ目:セコイアのサイドやタイヤホイール、そしてリアのパーツも全てがデカい!