ランドローバーが限定僅か「6台」のみとなる特別仕様車ディフェンダー・エイビサ・リミテッドエディションを発表!ボディサイズとカラーに制限あり

(続き)スペインで発表されたランドローバー・ディフェンダー・エイビサ・エディションを見ていこう

引き続き、スペインにて発表されたランドローバーの特別仕様車ディフェンダー・エイビサ・エディションを見ていきましょう。

特別仕様車に関する情報があまりにも少なすぎる

ランドローバーは、限定版のカラーリングとイビサのエンブレム以外の特別な特徴については何も言及しておらず、エンジンスペックなどもOCTA(オクタ)のようにアップデートするわけでは無さそう。

おそらく装備もかなり充実しているとは思いますが、そもそも各々の特別仕様車では、何のグレードがベースになっているのか、何のエンジンが搭載され、どれぐらいの出力・トルクが発揮されるのかも明確になっていないため、ある意味で謎多きモデル。

販売台数が「6台」なのも理由があるようだ

ランドローバーによれば、限定6台のみ販売される特別仕様車は「島の豊かな歴史と文化的意義へのオマージュ」として作られたそうで、「6」という数字もイビサ島の古代史と関係があるそうです。

ちなみに、イビサ島の元の名前である「イボシム」に関して調べてみたところ、「保護・豊穣(ほうじょう)・家庭の幸福」と関連があり、「6」という数字にも関連しているベス神を称えるためにフェニキア人が付けたものだそう。

そして「ベス神」は、古代エジプト神話の舞踊と戦闘の神で、本来は羊と羊飼いの守護神とされ、「夢を司る神」でもありました。
※ベス神の「ベス」は、「ベサ(守る)」から来ているといわれている


スペインの期間限定イベントでしか購入できない希少過ぎる特別仕様車

なお今回発表された特別仕様車ですが、現地スペインのデスティネーション・ディフェンダーイビサのイベントにて発表され、本イベントは2024年9月13日~9月29日まで開かれているそうです。

このイベントには、地元の観光名所へのオンロードおよびオフロードドライブやハイキング、コースティング、ヨガ/ウェルネス、プールセッション、オープニングパーティー・クロージングパーティー、地元料理のさまざまな料理体験など、ランドローバー愛好家向けのさまざまなアクティビティが含まれています。

また本イベントでは、先程の特別仕様車であるディフェンダー110のサンライズと、ディフェンダー90のヌーンタイドに加え、V型8気筒エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルのOCTAも特別展示されているとのこと。

基本的にはランドローバーの既存オーナーが購入することになるであろう特別仕様車ですが、日本に導入されることも、日本人オーナーが購入することはさすがに無さそうですね。

1ページ目:特別仕様車エイビサ・エディションは110×サンライズが3台のみ、90×ヌーンタイドが3台という狭き門になっている

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Reference:CARSCOOPS