(2025年)フルモデルチェンジ版・日産の新型アルマーダのグレード別価格帯が判明!何とスタートプライスは先代後期から価格「据え置き」に
約8年ぶりのフルモデルチェンジを果たした3代目アルマーダ!遂にグレード別価格帯が公開
2024年9月24日、日産のアメリカ法人がフルモデルチェンジ版・新型アルマーダ (Nissan New Armada)を発表しましたが、今回遂にグレード別価格帯を公開しました。
商品力はもちろんのこと、V型8気筒自然吸気エンジンからV型6気筒ツインターボエンジンへとダウンサイジング化され、内外装デザインも大幅に変更されたわけですが、何と価格帯は大幅に向上するわけではなく、グレードによっては「据え置き」になっています。
今回は、アメリカ市場向けに加えてカナダ市場向けのグレード別価格帯も公開されているため、具体的なグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
まずは新型アルマーダの内外装デザインや装備内容をおさらい
こちらがアメリカ/カナダ市場向けとして販売される、2025年モデルの新型アルマーダ。
中東ではパトロール (New Patrol)として販売されるフルサイズSUVですが、残念ながら日本市場向けとして販売する予定はありません。
ボディサイズとしては、全長5,324mm×全幅2,116mm×全高1,946mm~1,981mm、ホイールベース3,076mmと非常に大柄。
競合としては、トヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)やレクサスLX600が挙げられ、パワートレインも排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンへとダウンサイジングターボ化されているので、エンジン出力425hp/最大トルク699Nmと共に大きくスペックアップされています。
トランスミッションは9速ATに変更され、駆動方式は後輪駆動4×2[FR]をベースとしたグレードや、四輪駆動4×4[AWD]のグレードが設定され、プラットフォームもオフロード走行に適したラダーフレームが継続採用されています。
オフロード性能をアップしたPRO-4Xグレードを追加設定
新型アルマーダの注目すべきポイントは、オフロード感を更に強調させたPRO-4Xグレードが追加されたこと。
専用ボディキットにより、アプローチアングルやディパーチャーアングルが改善され、ラギッドなアンダーボディプロテクションの追加、そして20インチのオールテレインタイヤを標準装備するなど、その見た目はまさにオフロード専用モデル。
トヨタであればランドクルーザーGR-S、レクサスであればLX600 OFFROADもしくはOVERTRAILに相当するようなオフロード志向の一台になるわけですが、従来のグレードと違って、電子ロック式リアディファレンシャルや、アダプティブエレクトロニックエアサスペンションなども標準装備されているのも特長の一つ。
そして上位グレードとなるPlatinum Reserveにおいては、エアサスペンションや22インチ大口径タイヤアルミホイールなども標準装備され、先程のPro-4Xとは方向性が異なり、よりラグジュアリーな印象を与えてくれます。