ホンダ・シビックタイプR (FL5)やレクサスLX600、ダイハツ・ムーヴキャンバスのリコール/サービスキャンペーンの実施時期がようやく判明!なかには「半年以上先」に作業するものも
(続き)リコールの対象となった我が愛車についての、今後のスケジュールについて
引き続き、リコールの対象となった我が愛車たちについて見ていきましょう。
②ホンダ・シビックタイプR (FL5)のステアリングギアボックスのリコール作業は、2025年1月末より開始予定
続いては、2024年10月に国土交通省に届け出されたホンダ・シビック (Honda Civic, FL型)やZR-Vなどのステアリングギアボックスに関するリコールについて。
こちらは対象台数が多く、リコール作業内容が極めて複雑なため、特にシビックタイプR (FL5)は分解作業・工程が多いために作業開始時期が遅れているとのことでした。
しばらくして、ホンダから緑と白の謎の封筒が届き、そこには「重要なお知らせ」と赤字で記載されていたため、その中身を見ていくと「ご愛用者についての大切なお知らせ」との記載が。
書類の中身を見ていくと…
「2025年1月末でに作業開始に目途がついた」との記載があるため、年明けから全国的に大規模且つ複雑なリコール作業が実施されるとのことで、ホンダディーラー側もかなり大変な日々が続くのではないかと思われます。
ちなみに、私のシビックタイプR (FL5)含めたリコールの内容としては以下の通り。
パワーステアリングギアボックス内部のギア同士のかみ合い部の設定が不適切なため、ギアの動きが悪くなりステアリングの操作力が増加する恐れがあります。
万一症状が発生した場合でもステアリング操作は可能ですので慌てず操作を継続してください。
③ダイハツ・ムーヴキャンバスの170万台超えの大規模リコールも、ようやく目途がついた
そして最後は、2024年9月に国土交通省に届け出されたダイハツ・ムーヴキャンバス (Daihatsu Move Canbus)/タント (Tanto)/タフト (Taft)などの累計170万台を超える大規模リコールについて。
こちらも対象台数があまりにも多すぎるために、全ての台数を処理するのに半年以上はかかると言われていますが、私の父母用に購入したムーヴキャンバスも3か月が経過してようやくリコール作業を実施することに。
ちなみに不具合内容としては、前部座席において、取付けボルトの締付けが不適切であったため、走行中の振動等により当該ボルトが緩むものがあるとのこと。
そのため、取付け部から異音が発生し、そのまま使用を続けるとボルトが脱落し、最悪の場合、衝突時に座席が動き、本来の乗員保護性能を発揮できないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
ダイハツディーラー曰く、リコールの対象となった私のムーヴキャンバスは適切に締め付けられていたそうですが、なかにはトルクが締め付けトルクが不足していたものもあったそうで、もしも事故が起きていたら大変なことになっていたかもしれない…とのことでした。
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