ダムドがトヨタ現行シエンタやホンダ新型WR-V/N-BOXをベースにしたレトロなカスタムモデルを東京オートサロン2025に出展!サイバーパンクなRAV4も?
レトロでユニークなカスタムモデルを提供するダムドが、東京オートサロン2025向けに4車種のコンセプトカーを出展!
2024年1月10日~12日、千葉県は幕張メッセにて開催される東京オートサロン2025に、エアロパーツやドレスアップパーツを販売するダムドが新作のコンセプトカー4車種を出展することが明らかとなりました。
ダムドいえば、過去にスズキ・ジムニー (Suzuki Jimny)をベースに旧世代のランドローバー・ディフェンダー (Land Rover Defender)を彷彿とさせるコンバートキットを発表・発売するなど、いわゆる過去と現代を融合させたモデルをラインナップ。
今回出展する最新コンセプトカー4車種も、どこか懐かしみを感じつつ欧州チックな雰囲気を持たせるような仕上がりになっています。
出展車両➀:ホンダWR-V Reverb
それでは早速、ダムドが出展する最新コンセプトカー4車種を見ていきましょう。
まずは、ホンダのエントリーBセグメントSUVでお馴染みとなるWR-VをベースにしたWR-V Reverb。
Reverb(リバーブ)は、音響装置による残響や反響、エコーを意味しますが、ダムドが本モデルを発表するなかで「いつものドライブに新たなリズムを。」と表現していることから、懐かしみや余韻、そしてビートを感じさせるようなモデルを作りたかったのかもしれません。
そして本モデルの一番の注目は、やっぱりフロントマスク。
従来のホンダのデザイン言語から大きく変更されたスクエア型のヘッドライトに、縦基調となる6個のスロットグリルの組合せは、XJ型ジープ・チェロキーを彷彿とさせるものがありますね。
ちなみにこちらが、デザインベースになっているであろうXJ型チェロキー。
こうして見比べてみると、スクエア型のフロントバンパーやヘッドライト、フロントグリルなど、全てにおいて角ばったデザインがレトロな雰囲気を上手く盛り込んでいるのがわかります。
なお参考までに、こちらがモデルベースとなっているWR-Vのフロントマスク。
先程のコンセプトカーと比較するとスタイリング以外は全くの別物で、フロントマスクだけでなく足もとのタイヤホイールもオフロード志向にまとめられています。
出展車両②:トヨタ・シエンタ STUART
続いては、トヨタ現行シエンタをベースにしたカスタムモデルのシエンタ STUART。
どこかクラシカルな雰囲気を持つシエンタ STUARTですが、ダムド曰く「ミドルサイズな英国へ」と表現しており、四角くて丸い、やさしい車に気品とトラッドスタイルをインプットしているとのこと。
なおフロントマスクは、どことなくホンダN-ONEチックな雰囲気がありながらも、欧州チックな印象を与えるカーキカラーとグレーのダブルストライプが何とも個性的。
おそらく変更されたポイントはフロントマスクのみだと思われ、足もとのホイールなどは純正そのままだと考えられます。
ちなみに、STUART(スチュアート)はスコットランド系のファミリーネームとしても有名で(ロッド・スチュアート等)、英語では「執事」を意味。
なお参考までに、こちらがモデルベースとなっている現行シエンタ。
フロントヘッドライトからフロントバンパーなど、丸々専用パーツに移植されていますが、丸みを帯びたスタイリング以外では全くの別物ですし、欧州メーカーのコンパクトミニバンとして販売されても不思議ではないところ。