雨の日の運転でもこんなに快適だとは…トヨタ新型アルファードが納車されて11か月が経過。ワイパーの動きや車線維持の精度などもチェック

アルファードは様々なシーンで乗ってみると「よく考えられた車」だと思う

2024年1月に納車されて11か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ・3列7人乗り[2WD]。

走行距離ももうすぐ7,000kmに到達しますが、まだまだ距離は伸びていないため、2025年は長距離移動を中心に頻繁的に活用できればと思います。

今回は、そんなアルファードの納車後11か月インプレッションに加えて、気になる不具合やトラブルはあったのか?雨の日の隠れた魅力ポイントなども紹介できればと思います。


納車されてもうすぐ1年(12か月)が経過するが、特に気になるような不具合やトラブルは無し

まずはアルファードが納車されてからのトラブルや不具合などについて。

本モデルが納車されてもうすぐ1年が経過し、2024年12月下旬で納車後12か月法定点検も完了済ですが、今のところ気になるトラブルや不具合などは無し。

ただし、こちらが意図しない形で付いているキズやダメージなどが複数あることから、まだまだ自分の運転技術や注意力が低く、安全意識を更に高めなければならないことを痛感した次第。

もしかしたら当て逃げだったり、子供の部活で多人数を乗せた際についてしまったキズなのかも?と思ったりもしますが、自分自身がもっと注意力を持ちつつ、周りにしっかりと配慮していればこんなことにはならなかったと思います。

今後も大事にしていきたい愛車だからこそ、より一層注意しつつ大事に所有していきたいと思えた瞬間でもありました。

雨の日のアルファードも諸々考えられている

続いては、アルファードで雨の日に走らせてのインプレッション。

年末にかけて雪や雨が頻繁的に降るため、その際にアルファードで走行すると定期的に利用するのがワイパーなのですが、アルファードのワイパーって勢いよく稼働するわけではなく、どちらかというと欧州車のようにゆっくり稼働するため、フロントガラスの水滴をワイパーで拭き取った際、拭き取った水滴が運転席側の窓ガラスにほとんど付着しないのが素晴らしいところ。

おそらくはフロントガラスの形状やAピラーとの凹凸なども影響しているのだとは思いますが、ワイパー除去した水滴が運転席側の窓ガラスに付着しないのは、レクサスNX350h F SPORTやIS500 F SPORT Performance、そしてLX600でも同様だったので、もしかすると直近のトヨタ/レクサス車では共通した設計・考えなのかもしれませんね。

これがホンダZR-V/ステップワゴン (Honda New STEPWGN)/シビックタイプR (New Civic Type R, FL5)になると、ワイパーの稼働スピードがとんでもなく早いため、「そのままワイパーごと吹っ飛ぶんじゃないか?」といった心配をしつつ、拭き取った水滴が運転席側のサイドウィンドウに大量に付着してしまうのは、やはりAピラーの形状やウィンドウとの凹凸の関係性も影響しているのかもしれません。

正直そこまで気にするようなことではないのかもしれないのですが、雨の日でも些細なことでもドライバーのことを考えた設計なのは魅力的だと思いますし、トヨタ/レクサスが売れ続ける理由も、もしかしたら小さな気付きを解消していく技術と蓄積があるからこそなのかもしれませんね。

2ページ目:新型アルファードのドライビングサポートは雨の日&夜間でも好調!