フルモデルチェンジ版・マツダ新型CX-5の開発車両が久々にスパイショットされる。ようやくテールランプの全体像が明らかとなり、細部のデザインも

これまで不明だった細部のデザインが、少しずつ明らかに

2025年後半頃デビューと噂されている、マツダのフルモデルチェンジ版・新型CX-5。

過去これまで、中国の公道をはじめ、アメリカや欧州の公道にてテスト走行しているところをスパイショットされてきたわけですが、今回はドイツのマツダ本社近くをテスト走行している車両をスパイショット。

相変らずボディ全体には、カモフラージュラッピングにて偽装されているため、フロントグリル周りのバンパー形状やダクトなど、少々確認しづらい部分はあるものの、テールランプ周りなど「これまで不明だった細部のデザイン」が少しずつ明らかになってきました。


フロントマスク周りは、これまでと大きく変化無し

こちらが今回、ドイツの公道にてスパイショットされた新型CX-5のテストカー(海外カーメディアautoevolutionより引用)。

フロント周りに関しては、これまでスパイショットされてきたテストカーと大きく変わらず、フロントグリルはマツダの象徴ともいえる五角形グリルが継続して採用され、グリルパターンはドット柄。

そしてヘッドライト意匠は、これまで登場してきたラージ商品群&新世代CXシリーズのヘッドライトとは異なり、L字型を横に連ねるようなシャープでアグレッシブな顔つきとなり、更にLEDデイライトがウィンカーに反転。

フェンダーモールは控え目で、都会SUV風のボディ同色に期待?

少し角度を変えてみましょう。

シングルタイプの冷却インテークは大きめに感じる一方で、CX-5特有ともいえるフロント・リアフェンダーモールは控え目。

現時点ではカモフラージュラッピングにて偽装されている関係で、ボディ同色となるのか、はたまた無塗装ブラックの樹脂クラッディングとなるのかは不明ですが、都会派SUVをイメージさせるデザインでもありますし、ボディ同色もしくはグロスブラック仕上げのモールを採用してくることも期待できそう。

ようやくテールランプの全体像が判明

そしてこちらはリアデザイン。

過去にスパイショットされた開発車両では確認できませんでしたが、ようやくリアテールランプの全体像が明らかに。

やはりCX-60やCX-80などと同じで水平基調をイメージしたLEDテールランプが採用され、両端はU字型をイメージさせるコンパクトなデザイン。

マフラーは、両サイド1本出しのデュアルエキゾーストシステムがインストールされていますが、これが全グレード共通となるのか、それともグレードによってマフラーレイアウトが異なるのかは不明。

ブレーキランプが点灯した瞬間がこちら。

テールランプの両端の直下がほんの僅かに点灯し、ハイマウントストップランプはワイドに点灯する仕組みになっています。

リアウィンカーまでは確認できていないものの、両端のU字型の中央が点滅する?仕組みになるかもしれませんね。

2ページ目:新型CX-5に採用されるパワートレインは?次世代エンジンのSKYACTIV-Zはどうなる?