トヨタ・ノア/ヴォクシー、そしてスズキ・ランディが再び受注停止→待望の一部改良か?この他シエンタやハリアーも…ハリアーは2025年6月に改良へ

トヨタの主力モデルも一挙に一部改良で商品力アップか?

前回のブログにて、トヨタ・カローラシリーズ (Toyota Corolla)とプリウス  (New Prius)が雹害を受けたために、メーカー側も販売店側も対応に追われていることをお伝えしましたが、この他にも注目されているのが、主力モデルの受注停止と改良情報について。

今回は、ミドルサイズミニバンでお馴染みとなるノア (Noah)/ヴォクシー (Voxy)と、ノアのOEMモデルとなるスズキ・ランディ (Suzuki Landy)、エントリーコンパクトミニバンのシエンタ (Sienta)、そしてハリアー (Harrier)の情報についてチェックしていきたいと思います。


再び受注停止となったノア/ヴォクシーとスズキ・ランディ

まずは、トヨタのミドルサイズミニバンでお馴染みとなるノア (Toyota New Noah)/ヴォクシー (New Voxy)、そしてノアのOEMモデルとなるスズキ・ランディ (Suzuki Landy)について。

2025年に入ってからは、同年春頃までの生産枠が全国のトヨタディーラーに振り分けられていましたが、遂に2025年4月上旬時点でノア/ヴォクシー/スズキ・ランディともに新規での受注受付けを終了したとのこと。

これにより、2025年秋頃に初めてのマイナーチェンジが行われる可能性が高いわけですが、未だに型式指定における不正問題の影響で販売時期が遅れるかも?といった噂が浮上しているため、場合によっては現行モデルを追加生産 → 各販売店に少数規模の追加枠が振り分けられる可能性も十分に考えられるかもしれません。

国内カーメディアが報道しているノア/ヴォクシーのマイナーチェンジ情報

なお参考までに、ノア/ヴォクシーのマイナーチェンジ情報については、国内自動車情報誌ベストカーさんでも以下のように報道していますが、必ずしもトヨタディーラーに通達されている情報とは限らず、あくまでも噂程度の情報なのでご注意ください。

●ノアのノーマルボディのグレード整理
・ZグレードとGグレードを廃止
・選択可能なノーマルボディはXグレードのみ

●ボディカラーの変更・廃止
・ホワイトパールクリスタルシャイン廃止
・レッドマイカメタリック廃止
・プラチナホワイトパールマイカが新設定

●トヨタのCIマークエンブレムが変更
・ハイブリッド(HEV)モデル特有のブルーマークが廃止となりブラックに
・HYBRIDバッジからHEVバッジへと変更

●上位グレードへのメーカーオプションの標準化
・10.5インチディスプレイオーディオPLUS
・ブラインドスポットモニター[BSM]
・ETC2.0車載器 等

▲12.3インチフル液晶メーターは搭載されず

▲特別仕様車は設定されない

▲パワートレインは変更されない
・ガソリンモデル:排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン
・ハイブリッドモデル:排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーター

以上の通りとなります。

2022年1月に発表・発売されて3年3か月以上が経過しているノア/ヴォクシーですが、モデルサイクル的にもマイナーチェンジを実施しても不思議ではないですが、これだけ高い水準で販売台数を維持できるのもお見事。

おそらくトヨタとしては、(仮に今回のマイナーチェンジ情報が全て正しいとしたら…)特別仕様車を販売しなければならないほど、販売台数は落ちていない、との判断だと思いますし、ちょっとした商品力アップでも「(リーセル面も含めて)買い替えるだけのメリットがある」のかもしれませんね。

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