スズキ新型ジムニーノマドの一部生産スケジュールが判明!シエラからの差替えは2025年夏頃に完了?既に国内オークションでは出品情報も
ジムニーシエラからの差し替え組は、徐々に納期が判明しているようだ
2025年1月30日に発表/同年4月3日に発売されたばかりとなる、スズキの5ドアジムニーこと新型ジムニーノマド (Suzuki New Jimny Nomade)。
前回のブログでは、数少ない展示車両を特別に拝見させていただきましたが、販売店によっては「購入・契約者以外は実車を閲覧できない」ようになっているそうで、その理由も混乱を避けるためだそう。
2025年1月30日に発表されてから僅か4日で受注停止となり、未だ受注再開の目途もたっていない状況ではありますが、ジムニーシエラからの差替え組を対象に、徐々に納期が判明しているそうです。
スズキディーラー曰く、シエラからの差替え組は2025年夏頃に全て生産完了予定とか
先日、私がいつもお世話になっているスズキディーラーに取材させていただいたところ、ジムニーノマドの納期情報について新たな進展があったとのこと。
まずは3ドアタイプのジムニーシエラからの差替え組に関する情報ではありますが、どうやら2025年夏頃にバックオーダー分を全て解消する計画があるそうで、その台数が概ね6,000台~7,000台とのこと。
それ以降に関しては、差し替え組ではなく完全新規の顧客がオーダーしている個体になるわけですが、当初噂されていた「納期3年半」になることは無いそうで、月産計画台数も1,200台 → 2,500台に増産する計画とのことですが、一部噂されている月産5,000台といった情報は一切入っていないとのこと。
受注再開を待ちわびているお客さんも多数
ちなみに、私がお世話になっているスズキディーラー1店舗でのバックオーダー数は全40台とのことで、その内シエラからの差替え組は10台程度とのこと。
そして、1月30日の先行受注受付けの時点で購入を検討しながらも、即受注停止で購入できなかった組からの予約件数が30件を超えているそうですが、スズキディーラー曰く「仮に受注再開するときが来ても、またすぐに受注停止になる恐れがある」との懸念。
場合によっては誓約書へのサインや、複数台希望の方は購入制限をかけるなどの対策をしない限りは販売できないような仕組みになることも予想されるそうです(あくまで販売店側の予想)。
それだけジムニーノマドは、スズキにとってもプレミアムなモデルへと押し上げられているわけですが、トヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota Land Cruiser 300)やアルファード (ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (VELLFIRE, 40系)のように、投機目的で購入するユーザーも存在するとは予想もしなかったでしょうね。