長安マツダ新型EZ-60の内装がヤバイ!後席にもシートベンチレーションが設定されアンビエントライトも充実。気になるサイドミラーカメラの画質は?
EZ-60のレンジエクステンダーモデルが日本市場向けに販売されたら売れそうだけどな…
2025年4月23日より中国にて開催される上海モーターショー2025にて、長安マツダが新型EZ-60を世界初公開します。
本イベントが開催される前、長安マツダはSNSなどでのリークを回避するため、ティーザー動画にて内外装デザインを先行公開し、更に海外カーメディアを通してYouTubeでもインプレッション動画を解禁。
前回のブログでは、エクステリアを中心としたインプレッション記事を公開しましたが、今回はインテリアを中心としたインプレッション記事を紹介していきたいと思います。
内装の質感がヤバすぎ!新型EZ-60のインテリアはこうなっている
こちらが今回、海外カーメディア・REC Anythingチャンネルによって先行公開された新型EZ-60のインテリア。
ボディカラーはイメージカラーにもなっているメタリック系のパープルで、グレードは100%電気自動車のピュアEVモデル。
具体的なスペックまでは明らかになっていないものの、おそらくはピュアEVセダンタイプのEZ-6/MAZDA 6eと同等レベルになると予想されます。
26.5インチの5Kディスプレイを搭載!
そしてEZ-60の最大の特徴ともいえるのが、こちらの26.5インチの巨大ディスプレイオーディオ。
ダッシュボードの幅全体に広がる巨大な5Kディスプレイとして搭載され、複数のスクリーンを一枚のガラス板の下に組み合わせる他のセットアップとは異なり、シームレスで美しい映像を提供するとのこと。
また、インプレッション動画では公開されていませんが、もう一つの特徴として、100インチの拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイが搭載され、主要な運転情報をフロントガラスに投影する仕組みになっています。
多機能ステアリングスイッチ以外、物理スイッチが無いのが気になるが…
水平基調の先進的なコックピットですが、キャビンには合計「6つ」のスクリーンが搭載され、両側のストリーミングメディアルームミラーと、後部座席専用のコントロールスクリーンが搭載されるなど、まさに中国市場向けには必須ともいえる先進的な装備。
ただし、物理スイッチ系が全く設けられていないことを考えると、使い勝手や実用性という点では中々評価されない部分かもしれません。
ステアリングホイールのセンターホーンには、マツダのエンブレムではなく”MAZDA”ロゴに変更されるなど、長安マツダならではのデザインを採用。
メルセデスベンツと同じドライブセレクターレバーを採用
ステアリングホイールの後ろ右には、ウィンカーレバーではなくドライブセレクターレバーを搭載。
これはメルセデスベンツと同じレイアウトになりますが、日本車に乗り慣れている方からすると、中々に危険なレイアウトかもしれませんね。
サイドミラーレスの画質は意外と悪く無さそう
そしてこちらは、サイドミラーレスカメラで撮影した左右の後方視界。
具体的な画質までは不明ながらも、左右上下の画角調整はもちろんのこと、ズームイン・ズームアウト調整もできるため、慣れてしまえば使い勝手は良さそう。
ただし、事故したときの修理費はとんでもない費用が発生しそうですね。
ダッシュボード下部に横長のアンビエントライト付き
ダッシュボードの下部には、水平基調のアンビエントライトも完備。
夜間時にどのような雰囲気を提供してくれるのか気になります。
内ドア部分は、パープルとホワイト系のデュアルトーンに合成皮革などを採用することで高級感をアップ。
あとはサイドウィンドウがサッシュレスなので、この点は日本車には無い特徴の一つだと思います(サイドバイザーが装着できない)。
運転席周りにも、アンビエントライトが搭載されていますが、マルチカラータイプなのか、それともカラー変更はできないのかも気になるところ。
グローブボックスの収納容積としては少なそうですが、ウルトラスエード表皮で質感も高め。