ホンダN-BOX Customターボ (JF5)が納車されてからのトラブル・不具合まとめ。再びUSB端子が外れてしまい入院することに…MVCは相変わらず起動せず
ホンダは日本で一番売れている軽自動車ではあるものの、「売れている」からといって性能が優れているわけではない
2023年10月に3代目として発売されて、1年半以上が経過したホンダのフルモデルチェンジ版・新型エヌボックス (Honda New N-BOX, JF5/JF6)。
2024年最も多く売れた軽自動車として注目を集めていますが、実際に本モデルを所有するオーナーとしても、確かにN-BOXの完成度は高いと思いますが、細かいところでの詰めや精度は低め。
特に不具合やトラブルはそれなりに多く、本当に日本車なの?社外品でもないメーカー純正でこんなにトラブルが起きて大丈夫なの?と心配になるレベルのトラブルが頻繁的に発生しているので、改めてどのようなトラブルが起きているのか紹介していきたいと思います。
まさかの2回目となるUSB Type-Aの端子外れ
まずは、N-BOXのフロントエアコン付近にあるUSB端子が外れるトラブルについて。
これは前回のブログでもお伝えした通り、入力用/Android Auto/Apple CarPlay/メディア再生用となるUSB Type-Aですが、他の車種同様にケーブルを挿し込んだだけで端子が外れてしまい(決して強く挿し込んだりはしていない)、そのまま奥に入り込んでUSBが挿し込めないというトラブルが再び発生。
端子の固定方法があまりにも簡易的なのかは不明なのですが、端子が外れるのは今回で3回目ですし、そもそも端子外れが改善されないままN-BOXが発売されて1年半以上が経過しているのも疑問。
2025年4月に一部改良型が発売されたばかりですが、ホンダディーラー曰く、USB端子の差し込み口の改善・変更は特に無いとのことですし、全国的に発生している本問題についても上手くフィードバックされることなく、今現在も採用され続けているそうです。
次回の納車後18か月点検で無償修理をお願いする予定
ちなみに今回のUSB端子外れ問題ですが、既にホンダディーラーには相談済で、近日中に実施予定となっている納車後18か月点検のタイミングで再度端子を固定していただく予定ですが、パネル形状が改善されないまま、結局取付け方法自体は何も変わらないため、再び端子が外れる恐れもあるとのこと。
現時点では無償にて対応していただく予定ですが、外れ方もしくはUSB端子に挿し込んでも反応が無い場合には、メーカー保証外になる恐れがあるとのことですし、そう考えるとメーカー側は早急に端子の固定方法を改善する必要がありそうですね。
定期的に発生するマルチビューカメラの不具合
続いて、こちらも納車後から定期的に発生するマルチビューカメラの不具合。
現行N-BOXのセールスポイントでもあるマルチビューカメラですが、コンパクトな車両だからこそ、広い駐車所にて真っすぐ駐車する際には重宝する機能ではあるものの…
上の画像にもある通り、バック駐車しているにもかかわらず、ナビゲーション画面上はバックガイドカメラの映像と上空からの映像が表示されないままという不具合が発生。
この不具合ですが、実は1回や2回だけでなく、既に20回以上は発生していて、「どういった条件で発生するのか?」を色々と検証してみたものの、「ある一定の条件で起きているわけではない」ことは明らかに。
つまり、いつこの症状が発生してもおかしくないわけで、それはそれで「機能として問題であり、致命的じゃないかい?」と思う所。
メーカーからの対応・反応は今のところ無し
もちろん、この不具合に関しては画像や動画含めてホンダディーラーにもデータを提出済みで、メーカーにも共有しているとのことですが、こうしたユーザーからのトラブル意見や質問などは、メーカーから販売店に回答されるスピードは非常に遅く、例え簡単な内容であっても半年近くかかる例もあるそうです(要はメーカーのレスポンスがあまりにも悪い)。
この点はホンダディーラーも頭を抱えているところだそうで、販売店に対してもユーザーに対してもあまり真摯に対応していただけないというイメージが強いですね。