フルモデルチェンジ版・トヨタ新型RAV4が遂に世界初公開!「CORE」「ADVENTURE」「GR SPORT」の3本立てだが、RAV4本来の「走りの楽しさ」が何もPRされていない件

(続き)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型RAV4のプレスリリースをチェック

引き続き、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型RAV4のプレスリリース内容をチェックしていきましょう。

新型RAV4のエクステリア/インテリアについて

続いて、新型RAV4のエクステリアとインテリアについて見ていきましょう。

エクステリアデザインについて

まずエクステリアの特長としては、

①Big Foot(大径タイヤを強調)

②Life-up(高い走破性を想起)

③Utility(使いやすい荷室空間)

の3つのポイントとしてデザイン。

3つの要素で「どこへでも行けそう」なRAV4らしさを表現しているとのことですが、COREグレード/ADVENTUREグレード/GR SPORTで全く顔つきが異なるのもポイントだと思います。

インテリアデザインについて

続いてインテリアデザインを見ていきましょう。

インテリアについては、SUVの機能性をベースに、ユーザーの使いやすさやエンターテインメント体験を可能にする空間を構築。

具体的な提供価値としては…

●インストルメントパネル上面を約40mm低く配置し、見晴らしの良い視界を確保することで、運転しやすさを実現

●スマートフォンとの多彩な連携に応えるデジタルデバイスの進化と最適配置

●モダンかつシンプルに構成した収納等の機能性で使い勝手を向上

以上の通りとなっています。

ここからは、更にインテリアの細部や拘りをチェックしていきましょう。

●インテリアコンセプトアイランドアーキテクチャー

ディスプレイやシフトなどの各種機能を、島(アイランド)のように一体的に配置するデザイン

SUVとしての平衡感覚がつかみやすい水平なインストルメントパネルに加え、目線移動が少ないナビゲーション・メーターと、手が届きやすいレジスター配置で操作性を向上


●使いやすさや上質感を追求した様々なツール

・コンソール:スマートフォンの急速充電やUSB充電の配置を工夫し、使いやすさを追求。普段はアームレストとして使用でき、裏返すとトレイにもなるリバーシブルコンソールボックスを採用

・シフトパネル:シフト、電動パーキングブレーキ(EPB)ならびにブレーキHOLDスイッチを集約し運転中の視線移動や動作を最小化。シフトバイワイヤを採用し、シンプルクリーンなデザインを実現するとともに、ピアノブラックによる仕上げで上質さを付与

・ラゲージ:車両サイズはそのままに、荷室容量を従来の733Lから749Lに拡大。リヤシート折りたたみ時の角度をさらにフラットにすることで、長尺物の収納性も向上

以上の通りとなります。


新世代ソフトウェア・プラットフォーム「Arene(アレーナ/アリーン)」について

続いては、新型RAV4の新世代OSであり、ソフトウェアづくりのプラットフォームとなる「Arene (アレーナ/アリーン)」が初搭載されます。

Areneの採用を皮切りに、SDV(Software-Defined Vehicle)の開発を本格化。

トヨタの考えるSDVの提供価値は、単なるエンターテインメントや利便性に留まらず、「安全・安心」「交通事故ゼロ」の未来をお届けすることにあります。

誰もが安心して移動を楽しめるために、そのうえで、クルマがますます「愛車」になっていくために、2つの機能をAreneにより実現しています。

予防安全装備Toyota Safety Senseもアップデート

最後は、トヨタの最新予防安全装備Toyota Safety Senseを見ていきましょう。

新型RAV4では、「+3.0」のシステムを搭載することに加え、以下の技術も新しく採用もしくは改良されます。

[改良技術]

●ドライバー異常時対応システム

走行中の運転者が急病などにより運転の継続が困難になった場合、自動的に車両を減速・停車させる機能。

センサー情報を用いて、路肩に退避スペースが確認できた場合には、減速後、路肩へ寄せて停車できるよう改良。


[追加技術]

●急加速抑制

障害物の有無にかかわらずアクセルの踏みすぎ・踏み間違いを検知するとクルマの加速を抑制。

従来販売店オプションとして設定のあったプラスサポート機能を改良し、Toyota Safety Senseに標準装備。

以上の通りとなります。

先進性やソフトウェア採用が主となり、RAV4本来の走りの楽しさは何もPRされていない

以上が、新型RAV4のワールドプレミアによる公式プレスリリース情報となります。

今回の公式プレスリリースの内容を見て思うのは、先進技術やソフトウェア技術のPRがほとんどで、RAV4本来のラギッド感のある走りや、走行性能が何一つとしてPRされていないということ。

RAV4って、本来はアウトドア志向のモデルで力強い走りが魅力だったと思うのですが、その技術を何一つ明らかにせず、ただ単に「どこへでも行けそう」「なんでもできそう」など、全くイメージのつかない中途半端なプレゼンしかできていないように感じるんですね。

確かに先進技術の採用は重要なことだと思いますが、「車=スマホ」のような技術がメインになってしまい、車本来の楽しさが薄れてしまっているように感じるんですね。

RAV4の本質って、本来そんなものではないと思うのですが、改めて「車って何なのか?」「RAV4というモデルは何をPRした方が良いのか?」を再度考え直すような、興味深いプレスリリースだったように思います。

1ページ目:RAV4は大きく3つのグレードを展開!パワートレインはHEVとPHEVの2本立てに

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