やっぱり価格設定がバグってる…トヨタ新型アルファードが事故から復活して改めて内外装をチェック。ほぼ標準装備で540万円はやり過ぎ?
事故から無事帰ってきた新型アルファード、総じてわかったことは「価格設定がバグってる」
前回のブログにて、私が所有するトヨタ新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)が事故から約2か月半経過して無事帰ってきたことをお伝えしました。
約2か月半に渡り、アルファードに全く触れることが無かったため、その反動からなのか、僅か数日で約500km近く走らせたわけですが、改めてアルファードの内外装や装備内容、走り、燃費性能、そして価格設定と乗り出し価格といった総合的な観点から評価し直してみると、「やっぱりこの車って、価格設定バグってるよね」と思ってしまうんですね。
一体なぜそのように感じるのか?早速チェックしていきましょう。
改めて、私が所有しているアルファードの仕様をおさらい
アルファードのインプレッション内容を見ていく前に、おさらいも兼ねて私の車両の仕様をおさらいしていきましょう。
【新型アルファード・ガソリンZ[2WD]の見積もり(10%税込み)】
①車両本体価格:5,400,000円
グレード:ガソリンZ[2WD]
ボディカラー:プレシャスレオブロンド
インテリア:合成皮革/ブラック
タイヤホイール:225/60R18インチタイヤ&18インチアルミホイール(スーパークロームメタリック)
②メーカーオプション:507,100円
■プレシャスレオブロンド:55,000円
■トヨタチームメイト・アドバンスドパーク&アドバンスドドライブ+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物):95,700円
■ユニバーサルステップ(両側):66,000円
■カラーヘッドアップディスプレイ:55,000円
■デジタルインナーミラー:44,000円
■寒冷地仕様:31,900円
■左右独立ムーンルーフ:132,000円
■ITS CONNECT:27,500円
③ディーラーオプション:515,240円
●3カメラTZドライブレコーダー「TZ-DR500」:80,630円
●フロアマット(タイプF):72,600円
●ナンバーフレーム・ロックボルトセット:6,600円
●ETC2.0セットアップ:2,750円
●サイドエンブレムイルミネーション(ホワイト):48,900円
●プロジェクションカーテシーイルミ:24,900円
●イルミネーションセット(ダイヤモンドカット):126,000円
●モデリスタ製ドアハンドルプロテクター(ブラック):8,100円
●13.2インチ有機ELディスプレイ(後席モニター):144,760円
④税金・保険料他(仮):533,650円
⑤総支払額(①+②+③+④):6,955,990円
以上の通り、グレードはガソリンZ[2WD]なので車両本体価格が540万円(税込み)で、メーカーオプションはフル装備、ディーラーオプションも光物系を中心にフル装備にしているため、結果として乗り出し6,955,990円(約696万円)となりました。
この仕様を確認した上で、改めてアルファードの総合的な内容と価格とのバランスを見ていきましょう。
迫力ある見た目こそフラッグシップミニバンの神髄
まずはアルファードの見た目について。
今回久々にアルファードのフロントマスクを見つめ直してみたわけですが、迫力ある見た目と力強さこそ、アルファード/ヴェルファイアの在るべき姿であり、ラージサイズミニバン及びフラッグシップミニバンの神髄ともいえるポイント。
ちなみに、アルファードのエクステリアは「Forceful×IMPACT LUXURY」をキーワードにしていて、全体的なカタマリ感を意識し、あたかも闘牛が躍動しているかのようなモチーフのデザインとなっています。
フロントには突進するような力強さを生み出すべくエンブレム部分が最先端になる逆傾斜の形状となり、ボディサイド部分のフロントからリヤにかけては、地面を蹴り出すような力強さを感じるようダイナミックに凹凸を持たせているのもポイント。
存在感ある顔つきで540万円の車両本体価格は色々とバグっている
こうした押し出し感のある見た目って、既にラインナップされているノア (Noah)/ヴォクシー (Voxy)やホンダ・ステップワゴン (Honda STEPWGN)/オデッセイ (Odyssey)、日産セレナ (Nissan New Serena, C28)/現行エルグランド (Elgrand, E52)には無い要素だと思っていて、車両本体価格540万円で購入できる車とは思えないほどの仕上がりだと思うんですよね。
あと個人的な意見を言えば、このフロントグリルやフロントグリルパターンをベースにしつつ、水平基調のメッキ調加飾部分もブラックアウトにすることで、更に厳つい顔つきに変更できるようなディーラーオプションがあるとスポーティさが増して購入層が増える可能性も出てきそう。