トヨタ・ランドクルーザー300の納期がどんどん遅れているって本当?実際に販売店に確認してみたところ「意外な回答」が…あわせて24か月法定点検の予約も完了

ランドクルーザー300の納車は、遅れているどころか「少しずつ進んでいる」模様

2023年8月に私に納車されて1年10か月が経過した、トヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)ガソリンZX・3列7人乗り[4WD]。

早いもので、私のランクル300の走行距離も20,000kmを突破しました。

先日、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーにて、ランクル300の納車後24か月点検の予約をお願いしたところ、現状のランクル300の納車状況を聞かせていただくことに。

一部のYouTuberの噂によれば、「ランクル300の納期は遅れている」と言われていましたが、実際には全くの反対で、どうやら納車は少しずつ進んでいて、むしろ前倒しになっているそうです。


ランクル300の生産及び納車は順調に進んでいるとのことだが…

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、2025年6月上旬時点でのランクル300の生産・納期状況としては順調とのことで、同月中には2台のランクル300の納車が控えているとのこと。

またメーカー側にも、ランクル300の生産状況について問い合わせてみたそうですが、今のところメーカーからは「生産スケジュールが遅れている」といった回答はしていないそうです。

また一部のランクル300を購入している車系YouTuberが、「ランクル300の納期が遅れている」との情報を拡散しているものの、この情報にはいくつかの理由があると推察。

その理由というのが…

●実際にランクル300はヤードに配備されているが、納車を意図的に遅らせている可能性がある
→他の車種の支払いなどのオーナーの問題?

●実は最初からランクル300を購入していない可能性もある?

あくまでも推察レベルではあるものの、もしかすると地域柄特有の?問題ということも考えられますし、これ以上の追究は難しいところ。

ランクル300は全くキャンセルが入っていない模様

なお、ランクル300のバックオーダー分に関しては、他の車種と比べてキャンセルが全く発生していないそうで、やはり多くの方々が本当にランクル300を必要としているのだと考えられます。

私がお世話になっている販売チャネルでは、2021年8月に発売された直後から20台以上のバックオーダーを抱え、受注停止になる直前には40台を突破。

2025年6月上旬時点では、既に残りのバックオーダー数が10台近くまで減っていることを考えると、いよいよ受注再開も近くまで迫っているのかもしれません。

一方でランクル250は、現状受注再開はしていないものの、一部のグレードに限りキャンセルが発生しているとのことで、キャンセル待ちのユーザーに順次声をかけている状態とのこと。

そして、コアなファン層に絶大な人気を得ている再再販のランクル70ですが、こちらもまだまだ多くのバックオーダーを抱えている状況で、キャンセルなどは全く入っていないそうです。

ランクル300は一回目の一部改良が入っているが、次のマイナーチェンジは大幅な値上げが予想される?

そんなランクル300ですが、2025年3月に待望の一部改良が実施され、フル液晶メーターや新世代T-Connect搭載のディスプレイオーディオ、予防安全装備Toyota Safety Senseのアップデートなどが実施されて、値上げ幅としては全グレード20万円以内に抑えられました。

発売から3年半以上が経過しながらも、内外装デザインを変更するようなマイナーチェンジを実施せず、一部改良に抑えるところもトヨタらしく、それだけまだまだ絶大な人気を維持できていることはもちろんですが、まだバックオーダーを捌けていないからこそ、トヨタとしても法規制の準拠に合わせて、必要最低限のアップデートに抑えたのだと推測。

via:Instagram

おそらくは、次回のマイナーチェンジでは内外装デザインの変更・アップデートに加え、既に中東向けには実車が輸送されているランクル300のハイブリッド(HEV)が日本にも追加ラインナップされると予定され、それこそガソリンモデルのランクル300から100万円以上値上げするのではないか?と予想しています。

現時点では、ランクル300のハイブリッドモデルが日本に導入されるかまでは不明ながらも、上位モデルのレクサスLX600及びLX700hがラインナップされていることを考えると、ランクル300も同様の流れを汲むことは必然なのかも。

ただ、「ランクル300にハイブリッド?そんなの誰が乗るの?」「LX700hで燃料タンク容量が80L→68Lに小さくなったうえに、燃費もほとんど向上していないのを見ると、多分ランクル300ハイブリッドも同じ仕様になるよね」「ランクル300こそ、ガソリンやディーゼルを垂れ流して走る乗り物だと思ってる」といった意見や考えがあるかもしれないですし、しかしランクル300だけを特別視することはできないでしょうから、何れは私たちが考える内燃機関オンリーのランクル300が遠ざかっていくことも考えられるかもしれませんね。

2ページ目:私のランクル300の納車後24か月法定点検の予約完了!気になるその点検の中身や金額は?