トヨタの欧州幹部がマイナーチェンジ版・新型カローラクロスについて「C-HRほど売れておらず、つまらないモデルだ」と批判。日産の主力モデルが200万台規模のリコールに?
(続き)日産の主力モデルとなるアルティマとマキシマに大規模なリコール?
2025年も様々な新車・新型車の登場が期待される日産ですが、アメリカ市場では主力セダンとなるアルティマ (Nissan Altima)とマキシマ (Maxima)を対象とした累計200万台以上の大規模なリコールが届け出される?との疑惑が浮上しました。
ですが、資金難に苦しむ日産にとって今回の疑惑は杞憂に終わるそうで、アメリカの規制当局が長期にわたる安全性調査の終了を決定したとのこと。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の欠陥調査室(ODI)によると、2013~2018年式のアルティマと、2016~2018年式のマキシマのリアロアコントロールアームの故障の報告を受けて、約6年前に調査を開始していました(海外カーメディアCARSCOOPSの報道より引用)。
具体的にどのような不具合があると報告されていたのでしょうか。
該当の不具合箇所は、とあるエリアに散布された塩カルが原因だった

連邦政府は、車のサスペンション部品に非常に深刻な問題があり、それらの部品の故障が操縦性に影響を及ぼす恐れがあると結論付けましたが、結局のところ、影響を受ける恐れのある2,038,307台の対象車両をリコール届出する必要はないと発表。
日産は、リアロアアームにプレス鋼板を使用していましたが、このアームは通常の使用に伴う応力によってひび割れが発生しやすい状態でした。
しかし、真の問題はアメリカのラストベルト(錆びやすい地域)の州にあり、そこでは雪や氷を溶かすために道路に散布される塩カルが、これらのひび割れを悪化させていることが判明したわけですね。

ODIは調査を開始した時点で、コントロールアームの故障に関する消費者からの苦情を91件受けていましたが、2025年6月現在はNHTSAに322件、日産だけで1,035件受けており、ステアリング操作の増加やコントロールの喪失を訴える声もあったとのこと。
しかし、日産とODIが実施したテストでは、ドライバーは異常な音や振動によって常に故障の事前警告を受けること、またアームが故障した場合でも、車のESPシステムがハンドリングが不安定になるのを防ぐことが判明。
日産は今回の不具合について、積極的に原因究明や対策にも対応していた

既に報告書にも、これを裏付けているそうで、ドライバーの中にはコントロールを失ったと主張する者もいるそうですが、他の車両と接触したと述べているのは1人だけで、それも前を走っていた車両の牽引ヒッチに軽くぶつかっただけだったとのこと。
ODIはまた、日産が積極的に対応し、サービスキャンペーンを通じて既に47,000台のアルティマを修理し、標準の3年間保証を「走行距離制限なしで12年」に延長していることにも言及。

日産はまた、2018年にロアアームの設計を変更し、耐久性を向上させていることも明らかにしました。
規制当局は、報告された不具合件数の減少に加え、日産のサービスキャンペーンと保証期間の延長により、リコールは不要であると結論付けたとのことで、日産の不具合もしくは商品力改善に積極的に取り込む姿勢も評価され、今回は大規模な騒動に発展することは無かったそうです。
1ページ目:日本では受注停止するほどの勢いで売れているカローラクロスだが、欧州では早くも「次のマイチェンもしくはフルモデルチェンジ」に期待している?




