遂に顔を捉えた!フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド (E53)のテストカーを再びスパイショット!次期V38スカイラインは6速MT設定との噂も
(続き)えっ?インフィニティ新型Q50Sに6速MTが設定される可能性?
続いて、日産の北米専売ブランドであるインフィニティより、フルモデルチェンジ版・新型Q50S (日産V38スカイライン?)が登場するとの噂が浮上しています。
これは海外カーメディアAutomotive Newsからの情報によるもので、インフィニティが過去に販売したG35の実質的な後継モデルになるとのこと。
インフィニティは、2024年にQ50の生産を終了したばかりで、当初は2020年後半にピュアEVセダンとして復活することが噂されましたが、どうやらEV需要の停滞によるインセンティブの縮小を受け、同社が方向転換しているとのこと。
つまり、次期Q50Sは内燃機関を搭載するガソリンモデルで、トランスミッションは6速MT、そして後輪駆動[FR]モデルとし2027年後半に登場すると噂されています。
インフィニティのクローズドミーティングの情報がリークされたようだ

現時点で、この情報にどれだけの信憑性があるのかは不明ですが、Automotive Newsの報道によると、次期Q50Sに関する情報は、アメリカ・ラスベガスにて開催されたカンファレンスにて、ディーラー向けのクローズドミーティングにて発表された情報なのだそう(つまり内部情報がインフィニティ関係者によってリークされた模様)。
本モデルが、日本向けでいうV37スカイラインの後期機種になるのか、それともV38スカイラインとして登場するのかは不明ですが、パワートレインは日産フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)に搭載される排気量3.0L VR30DDTT型V型6気筒ツインターボエンジンが濃厚とのこと。
しかも、この次期Q50ではハイパフォーマンスグレードとなるレッドスポーツ (Red Sport)も追加される計画とのことで、RZ34よりもパワフルな仕様になることが期待されます(RZ34 NISMOよりも更に過激になる?)。

ボディサイズについては、V37スカイラインなどのようなコンパクトスポーツセダンと大きく変わらないそうで、競合モデルもBMW 3シリーズやメルセデスベンツCクラスが対象になってくるとのこと。
セダン需要が低迷しているなか、インフィニティのスポーツセダンが成功を収めるかは微妙

なお、アメリカ・ニュージャージー州ウエストロングブランチにあるサークル・インフィニティ社長、エド・レノン氏は「アメリカ北東部の市場では、四輪駆動にすれば、私たちの売り上げは2倍になると保証します」と語り、利益を重視したモデルであることを強調。
ただ、それ以前に問題となっているのは、そもそもこの次期モデルが発売されるとして本当に売れるのかどうか?ということが一番の課題であり、セダン需要が低迷している昨今、このタイミングで高級志向なのかスポーツ志向なのかよくわからない方向性のモデルに対し、インフィニティが成功を収めることは現実的なのか?(ましてや4ドアセダンの6速MTの需要もあるのか微妙…)との見方もあるようです。
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