レクサス・新型「NX」のウィンカーはこう流れる。リヤウィンカーが思いのほか残念だった件【動画有】

2020-05-27

さて、9月14日に販売スタートするレクサスの新型「NX」ですが、今回のマイナーチェンジにより、フロントとリヤのウィンカーが流れる”シーケンシャルウィンカー”を採用しました。
これにより、レクサスの現行ラインナップとなる「LX570」「RX200t/RX450h」に次いで、全てのSUVモデルがシーケンシャルウィンカーを採用することになりますね。

現時点では、新型「NX」のシーケンシャルウィンカーは、フロントのみ流れる映像が公開されていますが、リヤウィンカーは依然として明らかになっていなかったものの、よくよく調べてみると、6月に開催した上海モーターショー2017にて、新型「NX」が展示され、更にはフロントとリヤが流れるウィンカーを動画にて公開しているものを発見。


実際にウィンカーが流れている映像が以下の通り。
展示の個体は、排気量2.0L 直列4気筒ターボの「NX300 Version L」。
ボディカラーはソニッククォーツというホワイトカラーになりますね。

上の動画の通り、フロントのシーケンシャルは、L型のアローヘッド形状のストレート上部が流れるようになっており、ここは現行「NX」が点滅していたところを流れるウィンカーに変更した、という仕様になりますね。
さて、問題はリヤ部なのですが、正直これはちょっと残念なシーケンシャルだなぁという印象で、こちらも現行「NX」がワンポイント点滅していたところを、小さな素子を複数埋め込むことにより、流れるウィンカーに変更しただけといった感じですね。

個人的には、上の画像の①又は②のような範囲で流れるウィンカーを想像(期待?)していたのですが、思いのほかシーケンシャルの範囲が狭すぎて、ちょっとここは期待を大きく下回る結果となったことは残念なところ。

とは言いながらも、ウィンカーが流れるという要素が入ることは大きな変化でもあるため、こういった小さなところでも時間が経てば馴染みをもてると思いますし(ましてや自分が運転しているときは絶対にわからない)、そういった残念なポイントも気が付けば不思議と愛着が湧いてくるのでは?とも感じたりするのですね。

新型モデルの発売は、9月14日となっており、恐らく続々と展示車や試乗車も各ディーラに準備されると思いますが、この辺りは全体のスタイリングとシーケンシャルウィンカーとのバランスもあると思いますし、「やはり現車を見て」改めて細かくレビューしていきたいところですね。