シボレーのミドシップスポーツ「コルベットC8」にはV8エンジンが3種類登場する模様

2020-05-26

昨日、シボレーがサプライズで発表されたコスパ最強のスーパーカー「コルベットC7 ZR1・コンバーチブル」。
それに加えて、以前より噂の絶えない新型ミドシップスーパースポーツ「コルベットC8」について、新たな情報が展開に。
IHS Markit(コルベット・フォーラム)経由での資料によると、「コルベットC8」に搭載されるエンジンはV型8気筒OHVからDOHCに置き換えられ(GMはこのV8エンジンをVE生産することを計画)、更にこのV8DOHCエンジンは排気量4.2L版と5.5L版の2種類が準備されることがわかりました。

関連記事:シボレー「コルベットC7 ZR1・コンバーチブル」がLAオートショー2017にて登場。0-100は3秒以下、車体重量も僅か27kg増のみ


同書に記載される内容を更に調べてみると、排気量4.2L版では最高出力650ps相当のパワーを持ち、一方の排気量5.5L版はツインターボエンジンが搭載され、最高出力850ps相当、最大トルク980Nm相当となることが期待されています。
そして、第三のV8エンジンに関しては、これまでの「コルベット」に搭載されてきたOHV(排気量6.2Lのスーパーチャージャー搭載)タイプのエンジンとなる可能性があり、これについてはエントリーレベルとしてラインナップすることが予想されています。

なお、これらのエンジンを搭載するモデルを生産する際、シボレーが計画する年間生産台数としては、6.2L V8OHVモデルが14,000台/年、4.2L V8DOCHが7,000台/年、5.5L V8DOHCが5,000台/年という内訳に。
上記3ラインナップの中で、ハイブリッドパワートレインモデルが登場するかもしれないとの噂が浮上していましたが、これについて触れられておらず、現時点では不明となっています。

エンジン以外(ルーフ)においてはノーマルのクーペタイプや、タルガ式、そしてフルガラスというオプションも準備されるとのこと。
また、シボレーの新たなプラットフォームも採用され、本体と部品の両方に複合材料を使用することで、最大限の軽量化を図っていく模様。

【関連記事】
シボレーのミドシップモデル「コルベットC8」の予想イメージとバンパーが公開に
シボレーの新型「コルベットC8」の予想レンダリングが公開に。若干フェラーリに見える件
シボレーのミドシップモデル「コルベットC8」が遂に捕捉。ホイールは量産仕様か
シボレー「コルベットC8」は2018年秋頃に発売予定。V8のブロックエンジンを搭載し、価格は約1,000万円程と予想
2019年式・ミドシップのシボレー「コルベットC8」にはエンジンが3種類ラインナップ。その中にHVモデルも
シボレーのミドシップエンジンモデル「コルベットC8」のレンダリング画像が公開に。まるで「488GTB」のようなデザイン?

Reference:autoevolution