【アップデート】その名も「キング・オブ・ヒル」。僅か2台しか存在しないプロトタイプモデルのシボレー・コルベットC4 ZR1が競売にて登場

僅か2台しか存在しない内の一台が競売に出品されるのは奇跡

シボレー・コルベット(Chevrolet Corvette)といえば、先日北米の競売にて新型コルベットC8 Z06が出品され、日本円にして約4億円にて高額落札されたことでも話題になりました。

そして今回、1989年にコルベットC4をベースとしたハイパフォーマンスグレードZR1が競売に出品されることになったわけですが、何と世界で僅か2台しか存在しないプロトタイプモデル(エンジニアリングデータタグ:EX5023)であることが判明しています。

この個体は、「キング・オブ・ヒル」というニックネームが付けられた特別な一台とのことで、量産台数としては僅か63台のみ製造されています。


超希少なコルベットC4 ZR1のプロトタイプを見ていこう

こちらが今回出品されているコルベットC4 ZR1のエクステリア。

基本的なスタイリングとしては、コルベットC4をベースとしているため、大幅な変更は加えられていないものの、タイヤを収納するためのリヤに変更が加えられ、更にリヤフェイスを丸め込み、フェンダーが外側へと拡大されることでワイド&ローなデザインへと変化。

タイヤホイールサイズとしては、フロント17インチ×9.5j(275/40ZR17)、リヤ17インチ×11J(315/40ZR17)を装着し、足回りについてもブレーキ性能を強化するために大口径化しているとのこと。

ボディカラーは何とも色鮮やかなブルーで、インテリアもド派手なブルーにてまとめられています。

シートはフルレザーを採用し、サイドシルにはアルカンターラを使用する等、高級感は相当に高いように感じられます。

これはかなり特徴的ともいえるコルベットのエンブレム。

普段見かけるコルベットのエンブレムといえば、クロスフラッグタイプかと思われますが、C4に関してはフラッグ同士が連なるデザインとなっています。

パワートレインとしては、当時GM傘下にあったロータスによって設計・開発された排気量5.8L LT5型オールアルミニウム製V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力もC4よりも+100ps以上高い375ps/最大トルク503Nmを発揮。

なお、この個体の予想落札価格は日本円にして約2,280万円~約2,700万円と言われています。

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Reference:autoevolution