えっ、これが?!究極に酷過ぎるフォード「マスタング」が中古車市場に登場。ロータス「エリーゼ」風カスタムで約72万円

2020-05-27

中古車市場において、何とも酷過ぎるフォード「マスタング」が販売中。
こちらの個体、2003年式の「マスタング」をロータス「エリーゼ」風にカスタムするために改造された一台で、単純に「ボディを切った貼った」を繰り返した試験用であるとのこと。
そのため、見るからにつなぎ目がはっきりとわかるほどに完成度が低く、ボディの凹凸面が数多く見受けられることからかなり不格好なスタイリングとなっています。


特にフロントエンドデザインにおいては、2008年式のロータス「エリーゼ」のヘッドライトを流用するために、フロントエンドのボディラインを手作りスチールにて無理やり作製。
フロントヘッドライトからフロントフェンダーにかけて外付けパーツの完成度はある意味究極の仕上がりとなっています。

ただ、かなり不思議なことにリヤテールに関しては「エリーゼ」ではなく1989年式のキャデラックから流用しているとのことで、フロントはクーペ風、リヤはピックアップ風というかなり迷走感漂う一台。この車体のスタイリングは何と呼べば良いのか非常に悩みどころです(ピックアックーペ?)。

車内は意外にもシンプル。
「マスタング」に採用の本革スポーツシートはそのままに、オールブラックと非常に落ち着いた室内空間を提供。

ちなみに、この個体の走行距離は約37,000kmとそこそこに走行しており、エンジンは排気量3.7L V型6気筒DOHCエンジンを搭載。
中古車販売価格は約72万円と驚愕のプライスダウンとなっています。

Reference:CARSCOOPS

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過去これまで、映画「バットマン」に登場するバットモービルをモチーフにした様々なモデルが登場してきましたが、今回は1960年代のバットマンシリーズにも登場した1955年製フォード「リンカーン・フューチュラ」ベースのバットモービル・レプリカが中古車として登場。

この個体は、バットマンシリーズでも最も有名となったバットモービルとなりますが、基本モデルとなる「リンカーン・フューチュラ」の代わりに1987年式のフォード「マスタング」をカスタムし、ブラックのペイントスキームやオレンジのディテールアクセント、そして、バットモービル名物の(擬似)ジェットエンジンを搭載。

細かく外観をチェックしていくと、フロントエンドにはバットモービルを彷彿させるスタイリングキューとピンストライプが含まれ、更には過激なフレアアーチとクロームホイールが装着。

ちなみに、リヤホイールアーチからは巨大なボディキットが装着され、更には3本出しマフラが突き出るという再現度。

内装を確認していくと、何とも驚くべきことにステアリングやインフォテイメントメータ、センターコンソールまでバッドモービルを忠実に再現していますね。

なお、中古車販売価格は約60万円と破格ではありますが、世界一売れているマッスルカーである「マスタング」をここまでカスタムし、おまけに公道走行不可の個体に約60万円を支払うというのは、ある意味妥当な価格かもしれませんね。