日本円で100,000,000円以上は確実か?走行距離僅か「300km未満」のランボルギーニ・ディアブロGTが競売に出品!
ディアブロ自体も年々高騰しているが、そのなかでもディアブロGTは別格
ランボルギーニのフラッグシップモデルでコンペティション版となる1999年式・ディアブロGT (Lamborghini Diablo GT)が競売に出品されることが判明。
ディアブロといええば、アメリア島にてディアブロSEも出品されて、日本円に換算して約6,000万円以上の予想落札価格が付けられていましたが、今回は更に希少なモデルで、世界限定80台のみ製造された内の「最も低走行距離」を持つ個体が出品されるとのこと。
果たしてどのような仕様で、どの程度の予想落札価格となるのかチェックしていきましょう。
アウディ資本に入る前の希少ともいえるディアブロGT
ディアブロGTは、ランボルギーニが現親会社となるアウディ資本に入る前の最後のディアブロとして販売されたモデルで、パワートレインは排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力583ps/最大トルク630Nmを発揮。
この個体は、同社の中でも最もレーシングカーに近いモデルの一つで、ストリートリーガル版よりも抜け出たインテリアと、エクストリームなエアロパッケージを備えているも、アメリカでの販売又は使用されるための認可は下りなかったと言われています。
ちなみに日本国内でも複数台納車されており、その内の一台は、2024年9月に開催された石川県小松市の航空祭の前夜祭で特別出展されています。
今回出品される個体は、ドイツ医師のピター・ワーム氏が所有していたもので、この個体の他にも、ディアブロSVR/ディアブロGTRも所有するほどの生粋のディアブロ好き。
製造台数としては、全80台中12台目に作られ、約20年間所有していたにも関わらず走行距離はわずか275kmと超低走行距離。
付属品類にはカーボンファイバー製ブリーフケースを備えています。
インテリアは、ブラックのアルカンターラシートにセンターコンソールにはカーボンファイバーパネルを装着。
やはりレーシングモデルをベースにしているだけあって、相当な軽量化を重視している模様。
なお、この個体はモナコのRM Sotheby’sオークションにて登場予定で、予想落札価格は約1億円を超えると言われています。