「エンツォ・フェラーリ」をデザインしたKen Okuyama氏の最新モデル「Kode 0」が早くも転売へ。オーナーはもしやアノ方?

2020-05-27

あの「Kode 0」がまさかの転売に

フェラーリ「エンツォ・フェラーリ/P4/5」やトラクター、電車等を幅広くデザインしてきたKen Okuyamaこと奥山清行 氏渾身の作品ともいえる和製スーパーカー「Kode 0」が早くも中古車市場にて転売されていることがわかりました。

「Kode 0」は、2017年8月にモントレーにて開催されたぺブルビーチ・コンコールソ・デレガンツァにて発表され、さらにその数か月後にはジェイ・レノガレージでも取り上げられた世界的に有名なスーパースポーツモデルとなります。


「Kode 0」はKen Okuyama氏の想いが詰まった渾身の一台

基本的なデザインベースはランボルギーニ「アヴェンタドール」となっているため、プラットフォームや内装はほぼそのままといった感じですが、全体的に滑らかでシンプルなボディラインとフロントにほとんどダクトを設けない斬新なアイデアは、「アヴェンタドール」登場以来の大きな衝撃だったと言われています。

そしてKen Okuyama氏によれば、「Kode 0」はランチア「ストラトス・ゼロ」やランボルギーニ「カウンタック」、フェラーリ「モデューロ」といった1970年代のモダンな車両達からもインスピレーションを受けており、加えて現代技術を融合させることでイタリアやイギリスなどのスーパーカーには無い独創的なモデルへと仕上げられているとのこと。

また、足元にはピレリP-Zeroタイヤを装着したフロント20インチ、リヤ21インチの異径アルミホイール装着をしています(アルミサイズも「アヴェンタドール」と同様)。
もちろん、ただ単にプラットフォームとインテリアをそのままにして外側を変えただけでなく、隠れた軽量化が施され、結果的に「Kode 0」の車体重量はベースとなる「アヴェンタドール」の1,852kgよりも約300kgも軽い1,550kgを実現しています。

気になるパワートレインですが、「アヴェンタドール」ベースのため排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力700ps/最大トルク690Nmを発揮。
トランスミッションは7速ISRを搭載し、0-100km/hの加速時間は僅か2.9秒と非常に速いです。

世界限定5台のみの販売だったが…

なお、この個体は世界限定5台のみ製造され、新車販売価格は約1.5億円とのことですが、噂によれば厳密には7台製造されており、その内の一台が新車価格よりも更に高額(残念ながらASKのため価格は不明)で、東京に拠点を置くTPEスーパーディーラにて販売されています。

この個体を売却した方ってもしかして…?

あと、「Kode 0/Kode 57」を所有するオーナーは知っていましたが、もしかするとフェラーリ「F40/F50/ラ・フェラーリ」等の億越えスーパーカーを複数台所有する以下の方もしれません…

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Reference:motor1.com