世界限定125台のみのケーニグセグ「ジェスコ(Jesko)」はジュネーブ発表後に即完売。ちなみに日本では納車されるの?

2020-05-27

予想はしていたけど…「ジェスコ(Jesko)」は既に完売

先日まで開催されたスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、ケーニグセグが発表した「アゲーラRS」の後継モデルで、世界限定125台のみ販売の最新ハイパフォーマンスモデル「ジェスコ/イェスコ(Jesko)」。
このモデルは、モーターショー開催前には既に83台が売れており、デビュー後5日以内に残り42台が売れ、計125台全て完売したと報告されています。

ケーニグセグは、1台あたりの車両本体価格が約2億円以上と非常に高価で、ランボルギーニやフェラーリのように数千万円レベルにて購入できるものではないものの(つまりスーパーカーの中でもずば抜けて購入が難しい)、年々購入者が増えているとのことで、それだけケーニグセグに関心を持つオーナーも多いと言うことになります。

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「ジェスコ」の生産が完了するのは2年後以降。今後は生産能力を拡大へ

なお、ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏は、「ジェスコは過去最高の生産台数を誇りながらも、過去最高のスペックを持ち、価格も3.4億円以上と全てが規格外。それでありながら、モーターショー発表数日後に完売したことは非常にありがたく思っている。デザイナーやエンジニア、技術の先見の明ある仕事力と、セールスチーム及びケーニグセグディーラのグローバルネットワークにより見事に売り切りました。本当に全ての方々に感謝している」と謙虚な姿勢を見せました。

「ジェスコ」は、2020年末までには生産をスタートする予定で、1週間に1台のペースで製造(4~5台/月)する予定となっています。なお、125台全てを製造するためには2年以上かかるため、今後はこの生産能力をさらに高めていくことが課題となっています。

ちなみに、現時点で把握している「ジェスコ」を購入したオーナーは、マクラーレン「スピードテール」やブガッティ「ディーヴォ」、メルセデスベンツ「AMG One」もオーダー済みのアメリカ実業家であるManny Khoshbin氏や、アストンマーティン「ヴァルキリー」をオーダーし、ランボルギーニ「ヴェネーノ」も所有するクリス・シン氏が代表的ですが、肝心の日本人オーナーにおいては、私が知っている限り今のところ一人のオーナーがオーダー済み。価格はオプション込々で4億円近くにまで跳ね上がっているそうです(もちろんキャッシュ一括支払い)。

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Reference:TheSupercarBlog.com