マツダ・新型「マツダ3(Mazda3)」が遂に発表・発売スタート。併せて試乗しての短評記事も公開!【動画有】

2022-06-29

~遂に新型「マツダ3」発売!併せて試乗もしてきたぞ!~

本日5月24日(金)、遂にマツダの最新モデル「マツダ3(Mazda3)」が発表・発売スタートしました。

既に当ブログでもグレード別の主要装備やメーカオプション、ディーラーオプション、そして価格帯等も全て公開してきましたが、今回は早速新型「マツダ3」に試乗してきての短評をご紹介。
実は今回試乗したタイミングが、発表日の前日だったので写真を撮影することはできず、市街地周辺を数km程度走行しただけでしたが、過去に「アクセラ」を所有していた身(現在は「デミオ」所有ですが)としては、今回の新型はとんでもなく進化していると断言できますね。

もちろん、長距離試乗(しかも高速道路走行)も明日以降に特別にさせていただくことになりましたので、細かい評価についてはまた後日記載していきたいと思います。


~試乗したモデルは1.5LガソリンのSKYACTIV-G 1.5~

今回特別に試乗させていただいたのは、エントリーガソリンモデルでハッチバックスタイルのSKYACTIV-G 1.5[15S Touring(2WD)]で、トランスミッションは6EC-ATとなります。
ボディカラーは、マツダのシンボルカラーともいうべきソウルレッドクリスタルメタリック、インテリアはクロス(ファブリック)のブラックシートとなります。
※画像については発表前だったので撮影NG。後日改めて訪問した際に撮影・公開したいと思います。

気になる外観についてですが、現行「アクセラ」とは全く異なるアグレッシブな顔つきと、高級感がにじみ出るデザインとなっていました。

特にフロントのヘッドライトユニット内にあるシグネチャーLEDランプやデイタイムランニングライトの装備は、欧州車に負けないような鋭さがあり、見るものをドキッとさせるようなセクシーさえもあるように感じます。

また全体的なボディスタイルとしては、非常に幅広でワイド感たっぷり。
ハッチバックスタイルというよりも、今回マツダはファストバックスタイルとして売りに出しているので、系統的にはプジョー・新型「508」に近いものがあるかもしれません。

ちなみに新型「508」のスタイルはこんな感じ。
ルーフからリヤハッチに掛けて流れている美しいラインを、更にコンパクトに仕上げてきたのが新型「マツダ3」となります。

~外観同様にインテリアの質感はとにかくレベルが高い!~

インテリアの質感についてですが、これが想像以上に上質で前世代の「アクセラ」とは比較にならない程に高級感が増しています。
全体的に落ち着いた雰囲気でありながらも、座っているシートもファブリックだと感じさせない程にしっかりとした素材で、そこそこのカタさがあり、かなりのホールド感がありましたね。

そして気になる後席についてですが、これはネットではとにかく「狭い」というコメントが多数だったのですが、個人的な感想を言わせていただくと、身長182センチの私からすると現行「アクセラ」よりも十分広いと感じました(現行「アクセラ」が狭すぎるというのもあるが…)。

ただ、天井の低さはちょっと際立つものの、足元のスペースに関しては膝先とシートバックとの隙間がコブシ1個分あるかないかといったところですね。

~早速公道試乗へ!走りの質感もかなり高評価!~

インテリアの質感に感動したところで、早速試乗へと参りましょう。
強くブレーキを踏みながらエンジンスタートボタンをプッシュ。
エンジン始動音はとにかく静か。内燃機関モデルとは思えない程で、エンジンの振動はもちろんのこと、遮音性もしっかりと対策済みで、車内にはそういった騒音が一切入ってきません。

また、シートに座った際に足元がかなり気になっていたのですが、どうやらフロアマットにもかなりの工夫が入っているそうで、フロアカーペットの上にマットを置いた際、足を置く面が完全フラットになるようにマット裏にクリアランス調整のための緩衝剤のようなモノが有りました。
これにより、足をどこにおいても面がフラットになるとのことで、マツダの引き算の美学がこういったところにも表現されていることに感動。

ちなみに、公道を走行しての印象としては、まず1.5Lのガソリンエンジンとは思えない程の強いトルク感が伝わり、アクセルを踏み込んだときのレスポンスは非常に良く、スムーズに加速していきます。

乗り心地は少しカタメですが、その分足回りもガッチリとしていることもあって、マンホールの段差を通過しても、ほとんど揺れを感じない程。
乗っている感覚としては、高級セダンに近い印象で、正直ハッチバックとかファストバックでは実現が難しいまでの上質な乗り心地を提供してくれます。

ステアリング操作は次の試乗にてしっかりとインプレッションしていきますが、とにかく軽くてクイックです。
現行モデルとは比較にならないほどの完成度の高さなので、正直試乗が終わった時には「ハンコ持ってこようかなぁ…」と思ってしまう程。
本当にこのモデルが218万円から購入できる?と疑ってしまうぐらい、とにかく完成度が高かったです。

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