トヨタが「ランドクルーザー」とは異なる新しいSUVを発表へ!何とマツダとトヨタが提携する工場にて製造し、2021年に生産開始予定

2020-05-27

~トヨタからまた新たなSUVが登場する模様~

日本市場やアメリカ市場において、クロスオーバーSUVの人気は未だ衰えることを知らず続々と新たなモデルが販売されていますが、この度トヨタは、アメリカ市場にて新しいSUVモデルを追加ラインナップすることを明らかとしました。

このモデルについてはまだ詳細な情報は明らかになっていないものの、トヨタの大人気モデル「ランドクルーザー(ランクル)」とは異なるデザインやスタイリングを持ち、アラバマ州はンツビルにある現在建設中のマツダ・トヨタ製造(Mazda Toyota Manufacturing)工場にて、2021年より生産を開始する予定であるとのこと。


~本来ならばトヨタ・主要モデル「カローラ」を生産メインにするはずだった~

トヨタは当初、この工場にて新型「カローラ」を年間150,000台生産する予定ではありましたが、市場の需要変化と記録的な売り上げを達成している小型トラックやSUVに対する消費者の動きに対応するため、最新SUVにシフトするために「カローラ」はミシシッピ州ブルースプリングズの工場へと変更することが決定。

また「カローラ」は、2016年の年間販売台数360,483台から、2018年には280,886台へと大幅に減少しているため、このタイミングでマツダ・トヨタ製造工場へとシフトしなかったという判断は良かったのかもしれません。

なお、新型SUVの詳細は後日発表される予定で、トヨタがこれまで発表したことのない全く新しいSUVということで「C-HR/RAV4/ハイランダー/4ランナー/セコイア/ランドクルーザー」には属さない、また新たなカテゴリのSUVとして登場することが期待されています。

~予想はやっぱり「FT-4X」の量産モデル?~

ちなみに、最も予想されている個体が、2017年のニューヨークオートショーにて公開されたコンセプトモデル「FT-4X」で、「FJクルーザー」の後継モデルとして登場。

▽▼▽関連記事▽▼▽

このモデルは、主にアウトドアでの使用を想定したコンパクトSUVモデルであり、現行のトヨタのラインナップにある「C-HR」に近いサイズ感を持っています。
車体デザインを見ての通り、幅広い客層を対象にアウトドアや街乗りとしても活用することを目的に作られたため、デザインも中々にお洒落で頑丈且つ魅力的な仕上がりになっていますね。

「FT-4X」のプラットフォームは、現行「プリウス」にも使用される「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」を採用し、パワートレインは排気量4.0L V型6気筒ツインターボエンジン(最高出力400ps以上)を搭載するハイパワークラスのSUVを目標にしているのだそう。

スタイリングにおいても非常にコンパクトでありながら、どこか「ランクル70」のような少し武骨な印象もありつつ、しかしスタイリッシュさも兼ね備えているため、男性だけでなく女性からウケは良さそうです。

なお、タイヤは255/55 R18のオフロードタイヤとなっており、ホイールアーチはプラスチックによる被覆、アンダースポイラーはオレンジカラーとなっていて、かなりアクティブな印象を受けるデザインとなっています。

☆★☆トヨタ・SUV関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS