【メガスーパーカーモーターショー2019】フェラーリ812スーパーファスト/458スパイダーとロールスロイス・カリナン見てきた!双方ジャンルは異なるのにエレガント、見れば見る程その瞳に吸い込まれそうに
そこまで大きく取り上げられていなかったフェラーリとロールスロイス
2019年7月19日(金)~7月22日(月)までマリンメッセ福岡にて開催されたのメガスーパーカーモーターショー2019。
初日の7月19日(金)に特別取材させていただき、どこよりも早く、そして細かく本会場のレポートをお届けしてきました。
本イベントは、芝浦グループホールディングス社主催にて行われているもので、出展車両のエキゾーストサウンド(空ぶかし)パフォーマンスも行われ、目で楽しむだけでなく耳でも楽しめる大興奮のイベントとなっています。
今回は協賛企業からの特別展示となるフェラーリ812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)とロールスロイス・カリナン(Rolls Royce Cullinan)をご紹介。
他のメーカがかなりインパクトが強すぎたのか…フェラーリとロールスロイスはおそろしくピックアップされることが無かったので当ブログではお伝えしていきたいと思います。
何れも堂々とした立ち振る舞いでエレガントでありながらも、その方向性は全く異なりますが、それぞれの持つ魅力に吸い込まれそうな不思議なオーラを放つ2台でもありますね。
まずはフェラーリ812スーパーファストを見ていこう
まずはフェラーリのフラッグシップV12モデルとなる812スーパーファストを見ていきましょう。
このモデルは、先代となる「F12ベルリネッタ」の後継となり、その名称にもある通りフロントミッドシップには新開発の排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載。
エンジン出力は、当時フェラーリ史上最強ともいえる800psを発揮します。
パッと見たときに感じたこととして、そのミステリアスなフロントフェイスに加えて、膨張色のホワイトも影響してなのか…とにかくボディサイズがデカいということ。
2ドアスポーツクーペとは言いながらも、全長4,657mm×全幅1,971mm×全高1,276mmととにかくワイド&ロー。
堂々とした佇まいとオーラに、ちょっとこちらも一歩足を引いてしまう程。
しかし、エアを取り込むダクト付の奥行きのあるフロントヘッドライトを見ると、不思議とその瞳に吸い込まれそうな魅力もあります。
フロントエンドに設けられたプランシングホース(跳ね馬)のエンブレムがしっかりと見えるようにナンバープレート位置も可能な限り下に配置しているのもフェラーリの細かい配慮ですね。
サイドから見ると、そのボディスタイルの美しさと筋肉質な感じが何ともセクシー。
ロングノーズ&ショートデッキはもちろんですが、こうした複雑且つ美しいボディラインを演出できるのはフェラーリならでは。とりあえずセクシー…
リヤのマッチョ感もたまらんですね…
少し見えにくいですが、リヤディフューザーは先進性を図ってダブルを採用していることがわかります。
続いてはロールスロイス・カリナンを見ていこう
続いてはロールスロイス初のSUVモデル・カリナン。
日本市場ではまだまだ目撃情報の少ない個体で、何と全世界で購入している人のほとんどが若年層であり、女性も非常に多いとのこと(プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏も購入済み)。
ロールスロイスによれば、このモデルはSUVではなく「ロールスロイスのクルマの車高を上げたハイサイド・ビークルモデル」と説明していますが、そのスタイリングやサイズは日本人が想像するようなSUVとはちょっと違う別のクルマといった感じでしょうか。
そしてとりあえずこのクルマを見て真っ先に思うことは「デカすぎだろコレ!」。
それもそのはず、サイズ感としては全長5,340mm×全幅2,000mm×全高1,835mmととにかく全体的に大柄で、あらゆるところにクローム&ポリッシュのアクセントを追加した”お金のかかった”一台となっています。
足もとのアルミホイールもSUVモデルとは思えぬ程に大口径&低扁平。
これで最高品質の乗り心地を提供できるあたり、サスペンションはもちろんですが、車内のシートもとんでもなく上質なんでしょうね。
ちなみに、ホイール中央にある”RR”キャップは、タイヤがどんなに回転してもこの向きを維持するように特殊な設計が施されています。
車体重量は2,660kgと非常に重々しく、後ろ姿の重厚感もSUVとは思えない程。
アメ車のような大型SUVとは全く異なる別次元の乗り物をみているかのようでした。