遂にあおり運転が免許取り消しの対象に。但し、あおり運転の明確な基準は規定されず警察個人で異なる可能性も?【動画有】

2022-06-29

~但し現時点でいつ頃法改正されるかは決定していない~

近年大きな社会問題となっているあおり運転。
最近では、常磐自動車道にて白い高級SUV(BMW新型「X5」)のドライバによるあおり運転・殴打や、東名高速道路にて黒いミニバン(トヨタ「ヴェルファイア」)があおり運転並びにエアガンを発砲するといった大きな問題が連続していますが、こうした問題を受け、警視庁は他の車両の走行を著しく妨害するあおり運転行為に対して免許取り消しの対象にする方針を固めたとのこと。


~あおり運転の明確な基準はないものの、全てドライブレコーダーの映像と警察の判断で大きく変わってくると思う~

これまでは、明確にあおり運転による罰則等はなかったものの、近年加速するあおり運転や、あおり運転被害を報告する投稿サイト「Numberdata(ナンバーデータ)」の普及により、おそらく警視庁サイドも事の重大さを再認識したのではないかと推測。

もちろん、こうした罰則の強化と道路交通法改正によることで、ドライバの危機意識を更に高めてもらうことが大きな目的になっていますが、何よりも一番の疑問なのが、「どこからあおり運転となるのか?」がポイントになってくるかと思います。

「あおり運転の被害を受けている」と判断するのは、あくまでも煽られている側のドライバとなるため、警察側が「あおり運転である」と判断する場合と、「これはあおり運転ではない」と判断する基準はその人によって大きく異なるでしょうし、”明確な基準が設けられていない”なかで早期的に道路交通法を改正するのはちょっと無理があるようにも思いますが、この辺りはもう少し明確に決めて欲しいところですね。

~あおり運転はもちろん、一人ひとりの運転の基本をしっかりと心得ることも重要~

っというのも、最近ではあおり運転を誘発するような”あおられ運転”を行うドライバ(もしくはあおり運転を誘発していることを自覚していないドライバも含む)も多いことは確かですし、高速道路などで長時間追い越し車線を走行し続けるドライバも存在するわけで…こういったドライバも前後方を見るだけでなく、しっかりと周りを見て運転を心がけることも重要だと思っていますし、お互いが譲り合いの精神を持つこと、そして一人ひとりが心に余裕を持って運転することが重要だと思うので、あおり運転以前の基本的なところを認識していかなければ、この問題は永遠に解決することはないと考えています。

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