ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型「IS」が8月末にデビューするとの噂が浮上。よりスポーティでスタイリッシュ且つ商品力を高めたセダンに?
~「GS」の生産終了も確定し、セダン市場を活気づけたい一台~
2020年秋ごろに登場予定となっているビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型「IS」ですが、このモデルが8月末に開催予定となっているニューヨークオートショー2020にてワールドプレミアするとの噂が浮上しています。
海外の自動車ニュースサイトMotorTrendによると、ビッグマイナーチェンジ版では、トヨタの新世代TNGAプラットフォームを採用せず、現行のプラットフォームやサスペンションをアップグレードしたものが流用されるとのことで、エンジンの一新も特になく、これまで通り2.0L直4ターボエンジンの「IS300」と、2.4L直列4ハイブリッドエンジンの「IS300h」、そして3.5L V6エンジンの「IS350」の3種類がそのままキャリオーバーされるようです。
~新型「IS」のフロントマスクはこうなる?~
気になるデザイン性においても、上の完成予想レンダリングの通りで、フロントヘッドライトは連なる三眼タイプの小型LEDヘッドライトが搭載され、LEDデイタイムランニングライトは独立式から「UX/CT」にも採用の眉毛タイプに切り替わると言われています。
更にフロントのスピンドルグリルにおいても、「UX/CT/RX/RC」等と同様に、非F SPORTモデル(ベースグレード/version L)はドットタイプで、F SPORTがメッシュタイプの非常にスポーティなデザインになると思われます。
~インテリアも更に商品力を高めてセダンとしての魅力を向上か?~
その他については、インテリアのナビゲーションディスプレイは10.3インチをそのまま流用すると思われ、しかしマイナーチェンジ版・新型「RX」同様にナビゲーション位置を10センチ程手前に移行することで、リモート操作以外にも直接タッチできるように変更する予定との情報も聞いています(担当スタッフ談より)。
そしてナビゲーションのリモートタッチ操作については、現行モデルはジョイスティックのようなマウスタイプになっていますが、ビッグマイナーチェンジのタイミングでタッチパッド式へと変更され、操作性を向上させるとのことですが、この辺りは好みが大きく分かれそうです。
そして今回のビッグマイナーチェンジによる最も大きな変更点となるであろうサイドブレーキですが、遂にフット式ではなく電動パーキングブレーキが採用される予定とのこと。
これに加えて、オートブレーキホールドも採用されることになりますが、これまでフット式のサイドブレーキを搭載していたのは「CT/RC/IS」で、ここに不満を持っていた方も多いでしょうし、更に商品力を高めることになるでしょうね。
あとはレクサスの安全予防システムとなるLexus Safety System+(LSS+)が新世代へとアップグレードされますが、価格帯もそれなりにアップ(多分+20万円ほど)することは間違いないでしょうし、それ以上のプレミアム感と品質も向上するので、今回は期待のできる一台ではないかと思いますね。
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Reference:Motortrend