V8エンジンを搭載したビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS500が登場するとの噂がまたまた浮上。そういえばこの情報どこかで見たような…
以前にも新型IS500に関するスクープ情報が展開されていたが、今回の情報は?
いよいよ2020年秋ごろにビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型ISが発表・発売スタートする予定となっていますが、このモデルの最上位グレードとなるIS500が登場するとの噂がまたまた浮上しています。
インスタグラムページのAllcarnewsによると、IS500は北米市場をメインとして2021年に登場する予定とのことで、しかし過去に発売されたハイパフォーマンスグレードIS Fとは異なり、シンプルな大排気量V8エンジンを搭載しての上位グレードとして登場する可能性があると説明しています。
IS500はIS Fのようなハイパフォーマンスモデルではなく、快適性を重要視したラグジュアリーモデル
つまりエンジンベースは、LC500/RC F/GS Fに搭載される排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンが濃厚になるとのことで、最高出力471hp/最大トルク540Nmを発揮することが期待されているそうですが、Allcarnewsが示すIS500は、スポーティ性を高めたモデルではなく、あくまでもラグジュアリー性に特化したスポーツセダンという立ち位置で、ハンドリングのダイナミックさを提供するわけでもなく、快適性と実用性を加味したモデルになると言われています(イメージ的にはLS460が近い?)。
なお、新型IS500に関する元情報はAllcarnewsではなく、自動車情報誌マガジンXさんが先に展開しているので、おそらくAllcarnewsがマガジンXさんの情報をそのまま展開しているだけなのでは?と予想しています。
▽▼▽関連記事▽▼▽
プラットフォームは新世代TNGAではなく、既存シャシーを改良して流用
続いてプラットフォームについては、現行ISにて採用されているシャシーの改良版として流用されることになるため、新世代TNGAが採用されることは無いとのことですが、Allcarnewsの情報を見てみると、新型ISのフロント・リヤのトレッド幅がワイドになり、それに合わせて必然的に全幅もワイドになるため、より北米市場向けのモデルになるのではないか?との見方もあるようです。
なお、現行ISのボディサイズは全長4,680mm×全幅1,810mm×全高1,430mmで、コンパクトな全幅と適度なロング感がウリの”コンパクトスポーツセダン”だったはずなのですが、今回のビッグマイナーチェンジにて全幅が更にワイドになるということであれば、もはやコンパクトなセダンとして売り出すのには無理がありますし、都市部の立体駐車場1,850mmを超えるようなサイズ感ともなれば、購入層もかなり限定される恐れが高そうですね。
レクサスやトヨタもそうですが、グローバルモデルを意識し過ぎるのと、新世代TNGAの積極的な採用でワイド&ローを強調し過ぎるせいで、最も重要な実用性を二の次にしているようにも感じるんですよね。
もう少し国内ユーザーの使い勝手や駐車場・道路事情を意識しての設計・開発を意識してほしいところです。
☆★☆レクサス関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:Instagram