フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーの気になるポイントを見ていこう!エアコン機能がわかりづらい、グローブ&コンソールボックスは収納スペースが広い
新型ハリアーZ以上のエアコン操作を見ていこう
こちらが12.3インチSDナビゲーションディスプレイで、左側のボカシが入っているのがマップ画面、右側がエアコン画面となります。
こうしたエアコン画面にて、下の静電タッチパネルにて操作した情報が反映されるようになっています(今はエアコンOFFの状態ですが、静電式タッチパネルではわからない)。
実際にエアコンの風量を2にすると、上の赤丸の通り風量の目盛りが2個になっているのがわかりますね。
そして左右独立で温度調整が可能なので、左右それぞれに設定温度が表示されています。
もう少し拡大してみるとこんな感じ。
なお、風量や温度調整は下の静電式タッチパネルだけでなく、直接ディスプレイにタッチして操作することも可能ですし、その下の「A/C」「ECO HEAT/COOL」「風向」のON/OFF設定も可能なんですが、ちょっと見づらいというのが正直なところ。
これはあくまでも、分割された画面にエアコンモードが表示されていたらの話になりますが、例えばこれ以外にも「オーディオ」「シートヒーター/ベンチレーション」「燃費測定」といった別のモードに切り替えたらどうなるのか?も見ていきましょう。
別のモードに切り替えた時のエアコンの情報はどうなる?
こちらがエアコンからオーディオモードに切り替えたディスプレイ。
よ~く見てみると、別のモードに移行した場合は、画面の下側に必要最小限のエアコン情報が表示されるようになっているんですね。
こちらはシートヒーター/シートベンチレーションのモードにした状態。
結構色々と情報が集約していて見づらい…12.3インチの大画面でも、これだけ文字が小さくて集約されると、運転中のエアコン設定も中々難しいですね(実際に何度か運転中にエアコン操作してみましたが、未だに全く慣れない)。
もう少し拡大してみるとこんな感じ。
これを見ると、運転席/助手席の温度が表示されていて、「風量1」、「A/CはOFF」「ECO HEAT/COOLはOFF」「風向OFF」という情報が表示されているのですが…やはり結構見づらいです。
エアコンをOFFにすると、運転席/助手席の温度が表示されなくなるのですが、直感的に「今エアコンはどういった状態になっているのか?」がわからないので、この辺りはもう少し目立たせたり、タッチパネルにも情報を反映させるなどの分かりやすい工夫が必要ではないかと思います。
グローブボックス&コンソールボックスの収納スペースをチェックしていこう
続いてはグローブボックスとセンターコンソールボックスの収納スペースについてですが、上の画像にもある通り、グローブボックスの収納スペースがかなり広くとられているので、ちょっとした小物類も収納できるのは嬉しいポイント。
ちなみにこんな感じで、ティッシュボックスも丸々ひと箱収納できるのも有難いです。
隣にもちょっとスペースが開いてますし、ウェットティッシュとかも普通に収納可能です。
センターコンソールボックスも結構深さがあって、そこそこの小物類を収納できるのですが、個人的にはやっぱり子供用のCD/DVDを収納したかったなぁとしみじみ…(新型ハリアーではCD/DVDが搭載されておらず、ディーラーオプションでも選択不可)。
ちなみにグローブボックスに収納できたティッシュボックスも御覧の通り。
何とコンソールボックスにも収納できるんですね。
もちろんその上には、ドリンクホルダー収納用のトレイも設置可能。
センターアームレストでの蓋も可能です。
意外にもこういったところでも実用性に優れている新型ハリアーですが、個人的にはやっぱりエアコンの操作系はもう少し改善をしてほしいのが正直なところです。
なお、私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。