【価格は362.1万円から】一部改良版・トヨタ新型ランドクルーザー・プラドが2020年8月3日に発売スタート!黒さを際立たせる特別仕様車も登場

新型ランドクルーザー・プラドの変更内容をおさらいしていこう

①:一部改良モデルの変更内容

それでは、改めて新型ランドクルーザー・プラドの一部改良内容をおさらいしていきましょう。

今回発表・発売された新型ランドクルーザー・プラドでは、JC08モードからWLTCモードの燃費基準に変更され、オートヘッドライト機能の変更、エアコン機能の向上(コンライトや新冷媒対応)、そしてアウターミラーの設計変更による視界向上が図られます。

安全装備については、こちらはガソリンモデルもディーゼルモデル同様に全グレードがトヨタ・セーフティ・センスP(Toyota Safety Sense P)→トヨタ・セーフティ・センス2へとアップグレードされ、プリクラッシュセーフティの検知範囲を拡大し、夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応するほか、「標識読み取りディスプレイ(ロードサインアシスト)」と「ヨーアシスト機能付きのレーンディパーチャーアラート(LDA)」「先行者発進アラート(先行者発進告知機能)」が全て標準装備されます。

このほかにも、TZ-G/TX”Lパッケージ”のグレードに関しては、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)をメーカーオプション扱いにてラインナップします。

そしてこれはちょっと意外だったんですが、クリーンディーゼルモデルの最上位グレードとなるTZ-Gにのみ、パドルシフトが標準装備され、それ以外のグレードではパドルシフトは設定されません。

続いてインテリアですが、ガソリンモデルとディーゼルモデル共通でメーカーオプションとなるナビゲーションディスプレイが、最大8インチから9インチへとサイズアップ(オプション)し、更にナビゲーション機能のアップグレード(マルチテレインモニター+T-Connectナビキット)が施されるものの、ITS-Conncetなどの追加は特に無しとのこと。

後は、SDナビゲーション&カラーバックモニターシステムが採用されないとのことで、このあたりの利便性の低下はちょっと残念なポイントかもしれません。

あとエンジン性能についてですが、今回の一部改良により排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンのみが改良され、最高出力177ps→204psへとパワーアップし、よりパワフル走りを提供します。


②:特別仕様車Black Editionの詳細情報

そして特別仕様車となるブラック・エディション(Black Edition)。

こちらはTXをベースに”Lパッケージ”相当の装備に加え、ブラックの専用パーツを採用する一台となっています。

具体的には、インテリアのセンタークラスターがシルバー塗装からブラック塗装へと変更され、助手席センターオーナメントパネルが木目調からシルバー塗装へと変更されます。

あとはグリルやヘッドランプガーニッシュ、グリルインナールーバー、リヤラインセンスガーニッシュが漆黒メッキガーニッシュに変更され、ルーフレールやアウターミラーがブラック塗装へと変更されます。

足もとの18インチアルミホイールについてもブラックペイント処理され、更に引き締まったデザインとなるため、かなり特別な一台になるのではないかと思います。

③:新型ランドクルーザー・プラドの価格帯をチェックしていこう

最後は新型ランドクルーザー・プラドのグレード別+特別仕様車Black Editionの価格帯をチェックしていきましょう。

価格内容は以下の通り。

【新型ランドクルーザー・プラドのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

[2.7Lガソリン]
・TX(4WD/5人乗り)・・・3,621,000円
・TX(4WD/7人乗り)・・・3,779,000円

・TX”Lパッケージ”(4WD/5人乗り)・・・4,140,000円
・TX”Lパッケージ”(4WD/7人乗り)・・・4,298,000円

・TX”Lパッケージ”Black Edition(4WD/5人乗り)・・・4,261,000円
・TX”Lパッケージ”Black Edition(4WD/7人乗り)・・・4,419,000円


【2.8Lディーゼル】
・TX(4WD/5人乗り)・・・4,285,000円
・TX(4WD/7人乗り)・・・4,443,000円

・TX”Lパッケージ”(4WD/5人乗り)・・・4,810,000円
・TX”Lパッケージ”(4WD/7人乗り)・・・4,968,000円

・TZ-G(4WD/7人乗りのみ)・・・5,530,000円

・TX”Lパッケージ”Black Edition(4WD/5人乗り)・・・4,931,000円
・TX”Lパッケージ”Black Edition(4WD/7人乗り)・・・5,089,000円

グレード別+特別仕様車Black Editionの価格帯は上の通りとなりましたが、ガソリンモデルは現行に比べて2万円以内の価格アップとなったものの、ディーゼルモデルは約5.5万円~約7万円の価格アップと結構大きくなりましたね。

その背景には、やはりディーゼルエンジンの出力アップが大きく影響していると思いますが、約5.5万円~約7万円の価格アップに見合うだけのスペックになっているかは、実際に試乗してみないとわからないところだと思います。

あとは特別仕様車Black Editionですが、こちらはガソリン・ディーゼルグレード共に+12.1万円アップに留まっていますが、内装のブラックペイント処理や18インチアルミホイールのブラック塗装、更にはブラックルーフレールと他に無い引き締まったデザインになっているので、これを高額と捉えるかどうかは実車を見て判断したいところですね。

☆★☆トヨタSUV関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:TOYOTA