かなり”ヤバそう”なトヨタFJ45ランドクルーザーがオークションにて出品へ。何とシボレー製V8クレートエンジンをぶち込んだ魔改造モデルだった件

このモデルに大排気量エンジンをぶち込むのは大歓迎

2020年8月27日~29日、アメリカ・フロリダ州キシミーにて開催されるMecumオークションより、過激なカスタムを施した1973年式のトヨタFJ45ランドクルーザー(Toyota FJ45 Land Cruiser)が出品されることが明らかとなりました。

今回出品される個体は、ぱっと見シンプル且つ美しく復元されたかのようなFJ45ランドクルーザーのように見えますが、実はこのモデルのフロントボンネットの下には排気量4.2L 直列6気筒エンジンではなく、別の大排気量エンジンをスワップした魔改造モデルとなっています。


何とシボレー製V8エンジンをスワップしたモディファイモデルだった

実際にフロントボンネットを開けてみるとこんな感じ。

何とシボレー製の排気量5.7L V型8気筒クレートエンジンをぶち込んだレストモッド(レストアとモディファイを組み合わせた造語)モデルであり、エンジンだけでなくアップグレードされた5速MTがエンジンにコネクトされ、必要に応じて後輪(FR)または四輪駆動(4WD)へと変換するように改造が施されているとのこと。

まさに化けの皮を被ったピックアップトラックモデルですが、サイドから見るとフロントオーバーハングとリヤオーバーハングの比率が中々に極端で、足もとにはオフロード走行も可能なBF Goodrich製オールテレーンタイヤを装着しています。

残念ながらこれ以上の情報は明らかになっていないものの、ボディカラーもうまく復元され、塗装剥がれや錆びといった部分もなく新品同様の外観に仕上げられていますね。

ライトのハウジングも曇りなどはありませんし、ヒンジ部分も全て錆を落として新品状態に仕上げているのも流石だとおもいます。

インテリアもほぼ新品で完成度も高い

インテリアもほぼ新品レベルですが、こうして見ると古き時代がわかるレトロな雰囲気が伝わってきます。

シートもベンチタイプですし、本革ではあるもののかなりカタメな乗り心地で、突き上げ感も結構目立つとのこと。

ちなみにこのモデル、予想落札価格は約427万円とのことで、大排気量エンジンをぶち込むだけでなく、内外装全てがレストアされていることを考えると、間違いなくコスパに優れた一台だと思いますし、個人的には買いともいえる一台ではないかと思います。
※過去に出品された1983年式のFJ45ランドクルーザーは、予想落札価格の660万円を上回る955万円にて落札されている

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Reference:MecumAuction