マクラーレンが新しくカーボンコンポジット技術センターを開設。これでロードカーやF1カーの材料の開発・生産が可能に【動画有】

マクラーレンは、公道走行可能となるスーパーカーやF1レーシングカーに至るまで、全て一貫して一つの工場にて製造を行っていますが、これに加えて新たなる複合材料の開発と生産を両立できるカーボンコンポジット技術センターを開設したことがわかりました。
この新施設では、レーシングチームの発足により生み出されたレーシングカーはもちろんのこと、全ての公道仕様モデルの支柱となるカーボンモノコックの開発・生産も可能となります。

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なお、この施設はイギリス北部にあるシェフィールドに位置し、ロンドン本社から3時間以上離れたところに設立。
マクラーレンは、既にこの地域に足場を構えていて、40人のエンジニアがシェフィールド大学の高度製造研究センターに所属し、200人の従業員を配属しています。
同社は、マクラーレンスタイルの真の新施設として、昨年発表したばかりのアルティメットモデル「マクラーレン・セナ」(「P1」の後継モデル)を持ち込み、カーボンファイバシャシーの品質や走行性能を確認するためにテスト走行を実施していたことも明らかとなっています。

今後、マクラーレンの更なるハイパーカーモデルとして登場される「ハイパーGT(BP23)」(「F1」の後継モデル)にも、カーボンモノコックシャシーが採用されますが、これについても新施設にて開発される新規の素材が使用される可能性がありそうです。

なお、「ハイパーGT(BP23)」は先代の「F1」同様に3座シート(フロント中央1席、リヤ2席)を受継ぐとして、世界限定106台のみ製造される予定となっていますが、スペックについては「マクラーレン・セナ」や「720S」同様の排気量4.0L V型8気筒ツインターボを搭載し、これに電気モータを加味したハイブリッドモデルとの期待が寄せられています。最高出力は1,100ps以上、最高時速390km/h以上といわれていますが、この辺りはまだまだ未定。
また、「P1」にも導入されていたロールバーを使用しない電動油圧サスペンションや電動モータによる瞬間的な加速を提供するF1譲りのアシストシステム(IPAS)、そしてドラッグ低減システム(DRS)も「BP23」にも導入。

そして、これは以前からの情報となりますが販売台数は「F1」と同様に世界限定106台としているも、既に完売状態。価格は驚きの約2.9億円とのことですが、パガーニ「ウアイラ・ロードスター」(約2.8億円)よりも若干高めの価格設定となっており、マクラーレンの強気な姿勢が見られます。

【The McLaren Senna laying down rubber at the new McLaren Composites Technology Centre】

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Reference:CARSCOOPS

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