元F1ドライバのデビッド・ブラバム氏が新たな自動車ブランド「ブラバム・オートモーティブ」を設立

2020-05-26

元F1ドライバでお馴染みのデビッド・ブラバム氏が、自身の名前を用いた新たな自動車ブランド「ブラバム・オートモーティブ」を設立。
同氏は一度、2014年にブラバム・プロジェクトを立上げる予定でしたが、財務の安定性を確保することができず延期することとなり、この度「ブラバム・オートモーティブ」として再立上げすることに。

デビッド・ブラバム氏は、F1で3度のタイトルを獲得したジャック・ブラバム氏の三男として知られ、同氏もまた1990年と1994年にF1に参戦。GT選手権やル・マン24時間耐久レースといった大きな舞台で活躍する選手でもありました。


そんな彼が自動車ブランドを立上げるに当たって最も重要としているのが、”F1技術のノウハウ”であるとして、この技術を自動車に反映させるには、ユーティリティー車両(SUVやハッチバック)分野からは離れ、ニッチな市場へ参入することが重要になるのだとか。
恐らくは、フェラーリやランボルギーニ、ないしはロータスといったスパルタンなスポーツカー/スーパーカーを対象としたモデルの開発になると予想されるも、未だこれについては特定された情報が公開されていないため全くの不明。

ただ、噂によると来月のスイス・ジュネーブモーターショー2018には何かしらコンセプトモデルを発表する予定であるとしていますが、この辺りの真偽についても明らかとなっていないため、今後どのようなアクションを起こしてくるのかは非常に気になるところではあります。

Reference:autoevolution

父のジャック・ブラハム氏はこんなモデルを所有していた!
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近日開催となるモントレーカーウィークのRMオークションにて、アストンマーティンの幻のレーシングモデル「DBR1」が出品予定となっています。
「DBR1」は、1959年にル・マン24時間耐久レースにおいて、強豪のフェラーリを抑えて1・2フィニッシュを飾った幻のレーシングカーとなります。
生産台数は僅か5台のみで、その内の4台はアストンマーティンのファクトリーチームが使用し、残りの1台がプライベート用として売却。

しかも、この「DBR1」には、製造ナンバーが明確となるよう「DBR1/1」「DBR1/2」~「DBR1/5」と正式名称が与えられるわけですが、今回出品予定となっているのは「DBR1/1」と正真正銘の初号機となります。
この初号機は、これまでロイ・サルバドリ氏、スターリング・モス氏、ジャック・ブラバム氏、キャロル・シェルビー氏といった世界で最も偉大なレーシングドライバが操作したモデルでもあるため、そのプレミア価値は相当なもの。

コンディションとしては、アストンマーティンを専門とする整備士によって適切に管理されていたため、ほぼ新車の状態と変わらずであり、自走ももちろん可能であるとのこと。

なお、パワートレインは排気量3.0L 自社製直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力300psを発揮。トランスミッションは、デイビッド・ブランン設計によるCG537 5速MT。
注目の予想落札価格は驚異の24億円となっていますが、やはりクラシックカーコレクターにとっては最強の一台であり、即日落札されることは確実といっても良さそうですね。