これは希少!2番目に製造された1995年式・フェラーリ「F50」がMecumオークションにて出品へ

2020-05-26

またとんでもない個体がオークションに登場

8月25日に開催するモントレー・カー・ウィーク2018の一環となるMecumオークションにて、フェラーリのスペチアーレモデルとなる1995年式「F50」が出品されることがわかりました。

今回出品される「F50」は、フェラーリ「F40」の後継モデルとして登場し、V8ツインターボエンジンから1992年のF1マシンである「F92A」搭載の排気量3.5L V型12気筒自然吸気エンジンの鋳鉄ブロックを流用し、更にはF1用からロードリーガル用に改良した排気量4.7L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載・最高出力520hpを発揮するハイパフォーマンスモデルへと進化しています。

これに加えて、カーボンファイバシャシーと電子式ショックアブソーバーを搭載した記念すべき最初のフェラーリモデルでもあります。


シャシーNo.2の希少モデル。高額落札は間違いなさそう

「F50」は、インボードサスペンションと取外し可能なバルケッタ式のハードトップ式で、シャシーナンバーはまさかのNo.2と、生産台数349台ある中の最初から2番目に製造された超レアな一台となっています。
この個体のシリアルナンバーは103114で、アセンブリナンバーは19963、走行距離は5,412kmと中々の低走行、元々はドイツ・ベルリンのマイケル・ガベル氏によって管理されていたのですが、アメリカのオーナーに引き渡されたとのこと。

車両としては非常にコンディションは良く、今回オークションのために燃料関係やパイプ、タンク類は全て交換済みで新品同様。

インテリアも定期的なメンテナンスが施されていたとのことで、コンディションは抜群ですね。
ちなみに、今回開催されるMecumオークションの大サービスとして、落札したオーナーには、緊急時用のソフトトップルーフやオーナーズマニュアル、ビルドブック、クラシケブック、ハードトップルーフを補完するためのレッドスーツケースもセットにて提供されるとのこと。
予想落札格は不明なままですが、最低でも3億円は超えてくるのではないか?と言われています。

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Reference:duPontREGISTRY