SSC「トゥアタラ」が遂に世界初公開。レッドラインは8,800rpm、最高出力は驚異の1,750馬力を発揮【動画有】

2020-11-12

7年間開発し続けたハイパーカー「トゥアタラ」が遂に登場

先日より開催中のペブルビーチ・モントレー・コンコールソ・デレガンスにて、アメリカ・ワシントン州を拠点とするスーパーカー・メーカのシェルビー・スーパーカーズ(SSC north america)が、ハイパースポーツモデル「トゥアタラ(Tuatara)」を遂に世界初公開しました。


予想を超えたパワーを持つ「トゥアタラ」

「トゥアタラ」は、2011年に発表されたコンセプトモデルで、「地球上で最も速い車」を目標に約7年間開発が進められました。
プレスリリースについてはまだ発行されていませんが、既にスタイリング画像やスペックについても明らかにされています。

最新モデルとなる「トゥアタラ」の気になるパワートレインですが、排気量5.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、無鉛プレミアムとフレックス燃料を組合わせることで最高出力は1,350hpから1,750hpにまでパワーアップさせることが可能となっています。
加えてこのエンジンは、8,800rpmのレッドラインを持つミッドマウントエンジンで、その重さにして194kg、そしてロボットシフトシステムの採用によりトランスミッションは7速コンピュータ化マニュアルギヤボックスを搭載するとのこと(駆動方式は後輪駆動MR)。

単にパワーがあるだけではない、空力特性も抜かりなし

具体的なパフォーマンスについてはまだ不明ですが、車体重量は超軽量の1,247kgを実現し、抗力係数は僅か0.279と非常に低く、空気力学的に最適化されたボディを持ちます。
その軽量化を実現するために、SSCはボディとシャシーだけでなく、カーボンファイバにて作られたワンピースホイールを採用しました。
このホイールは20インチをセットし、フロント245/35、リヤ345/25のミシュラン製パイロットスポーツカップタイヤを装着します。

車体サイズについては、全長4,420mm×全幅2,000mm×全高1,100mm、ホイールベース2,670mmと、まさしくニュージーランド産のトカゲ「トゥアタラ」の名にふさわしいロング感を持ちますね。

【SSC Tuatara Testing & Calibration】

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Reference:motor1.com