シボレーがとんでもない車を商標登録したようだ。2015年に一度商標登録した未来を意識した自律走行機能付きの「FNR」を公開

2020-05-26

ある意味市販化してほしい「FNRコンセプト」

過去にシボレーが商標登録していたコンセプトモデル「FNRコンセプト」は、最先端技術を示す未来のモデルであり、この個体は過去に中国にて初めて公開されました。
しかしながら、この「FNRコンセプト」の申請名義が10月6日にて失効することが確定していたので、10月8日に「FNRコンセプト」を再申請し、昨日の10月17日時点でUSPTOは出願のステータスを新規申請処理が完了したことを報告しました。


「FNR」はモーターショーでもとにかく人気の高い一台だった

ちなみに、今回申請された「FNRコンセプト」とは、”Find New Roads”コンセプトと呼ばれ、上海オートショー2015にてデビューした際、将来の自律的な電気自動車をイメージしたクーペモデルであると示し、自身で最適なルートと現在の渋滞情報を検索することで、ドライバがストレスなく目的地にたどり着ける最善の方法を見出す特別なコンセプトモデルでもありました。
その後、2017年には更なる量産モデルに近づけた「FNR-X」を発表しましたが、その個体よりもやはり圧倒的に「FNRコンセプト」の方が人気が高かったと言われています。

能動的なフロント・リヤスポイラーや可動式のサイドスカート、そして空力技術を大きく改善するスタイリングにより、まるでスーパーカーのようにも見える近未来的なデザインが大きな話題となりました。

「FNR-X」はかなり落ち着いたクロスオーバー風に

ちなみにこちらはクロスオーバータイプのコンセプトモデル「FNR-X」。
将来的に最も量産化に適したスタイリングとスタイリッシュさに加えて、シボレーの考える最も理想的なクロスオーバーモデルになるとのこと。

デザイン的には確かに攻撃的なフロントフェイスを持ち、プレスラインも複雑ながらに空力特性を考慮した計算されたボディが特徴的。

サイドから見ると非常に引き締まったクーペ風。

ドアは観音開きで、乗降り性を向上させています。

リヤもかなり筋肉質と言いますか…色んな意味でマッスルカー?

インテリアも非常にシンプルながら、物理スイッチを可能な限り少なくしてタッチパネルにて操作するレイアウトとなっていますね。

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Reference:motor1.com