女性の勇気ある行動に称賛。ミルウォーキー・バスの女性運転手が、高架道路をさまよう赤ちゃんを救出する動画が話題に【動画有】

2020-05-27

女性の勇気ある行動が一人の小さな命を救った

2018年12月下旬に、アメリカ・ウィスコンシン州のミルウォーキーを走るバスの女性運転手が、高架道路を一人でさまよう女の赤ちゃんを救助したと話題に。
これは、ABC7 New Yorkが報じたもので、バスの運転手であったIrena Ivicさんが、12月22日の午前8時頃にいつもの道をバスにて走行していたところ、道路脇に小さな女の子がたった一人で歩いているところを発見。


赤ちゃんが今にも轢かれそう!

女の子は今にも交差点を一人で渡りそうな状態…轢かれてしまう!

運転手のIrena Ivicさんは、すぐにバスを停車させ、乗員のお客さんに「近くで赤ちゃんが歩いています。すぐに救出してきますのでお待ちください!」と伝えてバスを降り、すぐに赤ちゃんのもとへ。

何とか赤ちゃんを救出することに成功し、すぐさまバスの中で暖めることに。
ただ、赤ちゃんはしばらくの間薄着で外を歩いていたのかかなり冷たく、凍えています。

乗員も協力するという温かい場面も

これに気付いた女性の乗客が、自身の着ていた分厚いジャケットを脱ぎ運転席へ。

彼女は、赤ちゃんがこれ以上凍えないようにジャケットで暖めます。
その後、赤ちゃんは安心したのかゆっくり眠りにつくことに。

しばらくして、運転手が予め連絡していた警察官や消防士、交通保安官を含む地方自治体がすぐに到着し、赤ちゃんを救助。すぐさま母親を捜索することになりました。

なぜ赤ちゃんは外で一人歩いていたのか?

捜査の結果、この赤ちゃんの母親は精神的に苦しんでいたらしく、一時の感情で赤ちゃんを外部にて一人ぼっちにさせていたとのこと。
それを知った父親は赤ちゃんをすぐに探しますが、結局見つからずに警察に通報。ですが、すぐさまバスの運転手であるIrena Ivicさんによって救出されすぐに再会を果たしました。

Irena Ivicさんの迅速で勇気ある行動のおかげで、赤ちゃんが命の危険にさらされていたところを無事救出できたことは非常に素晴らしく、このニュースは瞬く間にアメリカ全土へと放送されました。
その後、このミルウォーキーバスを利用するお客さんが爆発的に増えたとのことです。

【Bus driver rescues baby wandering on overpass】

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