ライバルは「マクラーレン・セナGTR」?あの過激公道仕様「SCG 003CS」がド派手ニューヨークデビュー

2020-05-27

~見た目は完全にレーシングカー、だけど公道仕様モデルの「SCG 003CS」~

マクラーレン「スピードテール/F1」の3シータハイパーカーに続くアメリカ製3シータスーパースポーツ・SCG(Scuderia Cameron Glickenhaus)社の公道仕様モデル「SCG 004S」が大きな話題を呼んでいましたが、今回アメリカ・ニューヨークオートショー2019にて、同社公道仕様となる過激モデル「SCG 003CS」がド派手にワールドプレミアされました。


~エンジンはBMW製、実用性も加味してデジタルインナーミラー等も採用~

このモデルは、BMWからの供給を受けた排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力700hp以上を発揮する究極のスーパースポーツモデルとなります。
直線性のパフォーマンスにおいては、0-100km/hの加速時間が3秒以内、最高時速は370km/hにまで到達します。

「SCG 003CS」、少なくとも49州(全50州)では合法的に公道走行が可能な個体であるとして、カーボンファイバ製シャシーやボディサブフレーム、パドルシフトCimaギアボックス、ブレンボ製カーボンセラミックブレーキ、Forgelineセンターロックホイール、巨大リヤウィングの装着、そして公道での走行も可能とするショックアブゾーバー等、トラックでの使用も想定したフレキシブルな一台となっています。

また、サイドミラーレス(カメラ内蔵型)やダッシュボード内のデジタルインナーミラー、フロント・リヤリフターも搭載しているため、実用面でも大きく貢献できる仕様となっています。

給油口周りを見ていくと、何とオイル関係のメータも設けられているそうです。
その前に、ボディパネルは全てカーボンファイバ製なので相当な軽量化が施されています。

なお、公道仕様のタイヤを装着した際の最大ダウンフォース量は998kgにまで到達し、車体重量は1,179kgととにかく軽量で、1,188kgのトラック仕様モデル「マクラーレン・セナGTR」に匹敵するスペックを持った過激な一台となっています。

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Reference:CARSCOOPS