マツダ・新型SUV「CX-30」のエントリーグレードの開始価格は約340万円から!エンジングレードは何がある?更にマツダは「CX-10~CX-90」までを商標出願中

2020-05-27

~新型「CX-30」に関する情報が次々と明らかに!~

5月11日より、スペイン・バルセロナモーターショー2019にて先行展示を行っているマツダの新型SUVモデル「CX-30」。
前回の記事では、このモデルの車両本体価格が約340万円からということで、グレードは不明ながらもSKYACTIV-Xのスタートの価格帯が約340万円?と予想していましたが、実際はそうではなく、何とエントリーグレードの開始価格が約340万円からであることが明らかになりました。

マツダのプレスリリースでは、グレードと価格帯に関してはっきりと記載されていませんでしたが、海外自動車ニュースサイトDiarioMotorの取材情報によると、この価格帯というのはエントリーグレードである排気量2.0L SKYACTIV-Gで最高出力122hpを発揮し、駆動方式は前輪駆動(2WD)、トランスミッションは6速MT仕様の個体であることが明らかになっているようです。

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~新型「CX-30」はどんなエンジングレードをラインナップするの?~

なお、それ以外のグレードにおいては、ディーゼルエンジンモデルとなる排気量1.8L SKYACTIV-Dで最高出力116hp、排気量2.0L SKYACTIV-Xで最高出力181hpを発揮するエンジンラインナップであることに加え、駆動方式は2WD/4WDの両方、トランスミッションもMT/AT(但しMTがSKYACTIV-XとSKYACTIV-Dに適用されるかは不明)の両方がラインナップされることは確実とのことで、ほぼほぼ新型「マツダ3(Mazda3)」と同じ内容にことがわかります。

~開始価格は約340万円~、ほとんど差額無しの「CX-5」との区別はどうなる?~

ちなみに、欧州仕様での「CX-30」のスタート価格が約340万円であることに対し、「CX-5」(約347万円~)との価格差は約7万円安く、新型「マツダ3(Mazda3)」(約290万円~)との差額は約50万円高いことになります。

こうしてみると、新型「CX-30」は「CX-5」とかなり近い価格帯になることがわかる一方、更に次期「CX-5」では駆動方式が後輪駆動(FR)となり、ラージ・アーキテクチャを採用+直列6気筒エンジンを導入することになるので、更に価格帯がアップすることを考えると、「CX-30」は「CX-5」の置き換えモデルになるのかもしれませんね(あとは標準装備の充実化が価格アップの根本にあると思う)。

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ただ、だからといって直6エンジン&FRを搭載するから極端な値上げをするのか?と言われるとそういうわけでは無さそうで、国産メーカの中でもユーザーの声を最も多く取り入れるマツダ(実際マツダの利益率は国産メーカの中でも圧倒的に低い)ですから、特にFR技術は「ロードスター(MX-5)」の技術とノウハウによって低コスト化を実現することは可能だと思うので、このあたりの技術と満足度の高さによる需要は十分に得られるのではないかと考えています。

~CXモデルは全て2桁に?!新たな商標出願が発覚!~

また、今回の新型「CX-30」の登場に加えて、マツダはどうやらSUVラインナップモデルの名称を全て一新すべく「CX-10/CX-20/CX-30/CX-40/CX-50/CX-60/CX-70/CX-80/CX-90」を商標出願していたことがわかりました(参照:商標ウォッチ)。
恐らく、「CX-30」登場を皮切りにすることで、現時点でのSUVラインナップモデル「CX-3/CX-4(中国専売モデル)/CX-5/CX-8/CX-9」を、フルモデルチェンジのタイミング、もしくは新型SUVモデル発表のタイミングにて廃番にするのではないかと考えられています。

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Reference:DiarioMotor