フォルクスワーゲンの新型「ID.3」に早くも大規模なソフトウェアの不具合が発生した模様。その台数はまさかの3万台超えに

2020-05-27

~発表早々に出鼻を挫かれた新型「ID.3」~

フォルクスワーゲンが自信を持って発表した新型コンパクトEVモデル「ID.3」に早くもとんでもないトラブルが発生しているとの噂が浮上しています。
まだフォルクスワーゲンから公式発表されていないため、その真偽は明らかにされていませんが、ドイツのメディアによると、新型「ID.3」に搭載されるソフトウェアが不完全であるとして、その問題のレベルがとんでもなく重大であるとのこと。


~不具合件数も限定生産台数となる3万台が対象に~

また同メディアの情報によれば、、フォルクスワーゲンが11月4日より「ID.3」の生産を立ち上げた段階にて、既に致命的なソフトウェアの不具合が発生していると社内にて報告されていたそうで、未だその解決方法も見出されていないとのこと。

そして気になる不具合件数についてですが、2020年春頃より一挙に納車される予定の10,000台が対象になっているそうですが、新たに生産される20,000台分のソフトウェアにも不具合が確認されているとのことで、合計30,000台を対象にアップグレードが必要になるそうです。

アップデート方法についてですが、テスラのようにわざわざ工場に訪問しなくとも無線にてアップデートできるようなシステムではないとして、もしかすると細かい調整を施した後にアップデートされるかもしれないとのことで、決して簡単な内容ではなさそうですね。

新型「ID.3」は、今回特別記念モデルとなる”1STスペシャルエディション”も合わせて発表されていて、価格帯も最安値で355万円以下にて発売されます。
グレードとしては、45kWh/58kWh/77kWhの3種類がラインナップされ、航続可能距離も330km~550kmと実用面に優れたスペックを持ちます。

テスラ「モデル3」と真っ向から対立する重要なモデルとして期待されていましたが、今回の不具合が本当に発生しているのであれば、かなりの不安要素を残してのスタートとなるため、この辺りはしっかりと対処してほしいところですね。

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Reference:motor1.com