栃木県警のレクサスLC500が遂に納車&世界初公開!総額1,740万円…何とLC500を寄贈した中村氏は、前回の日産GT-R R35の警察車両も寄贈していた

2022-07-05

これまた栃木県警のコレクションにとんでもないモデルが追加されてしまった

2020年9月18日、栃木県警察にてレクサスのフラッグシップ・ラグジュアリークーペLC500をベースにした警察車両の納車並びに寄贈式が行われ、その姿がようやくメディア向けに世界初公開されました。

今回、栃木県警察に寄贈されたモデルは、どうやら国民の税金にて購入されたものではなく、栃木県民から寄贈されたモデルとのことで、前回の日産GT-R R35に続く国産スポーツポリスカーとなります。

しかもこのモデルを寄贈した人物は、有料老人ホーム「にこにこ川原田倶楽部」の会社役員で経営者でもある中村和男 氏が寄贈したもので、総額にして約1,740万円ととんでもない金額となっています。


中村氏は、過去にもGT-R R35やピンククラウンも寄贈している

しかもこの人物、先述の日産GT-R R35の警察車両も寄贈した張本人であり、その前にはピンククラウンことトヨタ・クラウンの特別仕様車アスリートGのパトロールカーも寄贈した有名人物でもあります。

中村氏自身もスポーツカーを好む一方で、社会貢献として連続で国産スポーツ最強の警察車両を寄贈するところは素晴らしく中々こういったことはできないと思うのですが、もしかするとまた中村氏による別の国産スポーツ仕様の警察車両が寄贈される可能性もあるかもしれませんね(それこそフルモデルチェンジ版・新型フェアレディZもしくはトヨタ新型GRスープラの可能性も?)。

圧倒的な存在感を持つレクサスLC500ポリスカー

ちなみにこちらが、世界初公開されたLC500のパトカー。

しっかりとナンバーには「110」が表記され、ホワイトとブラックのパンダカラーでドアサイドには栃木県警察(POLICE)と大々的に表記。

パワートレインは、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力477ps/最大トルク540Nmを発揮、トランスミッションは10速AT、駆動方式は後輪駆動(FR)となります。

間違いなく後を付けられたら逃げることのできない究極のスペシャリティカーですが、あくまでもメインは交通事故防止や速度超過を無くすための抑止活動の一環として使用されることと思われます。

LC500ポリスカーは今後様々なイベントで見れる可能性も?

リヤプロファイルから見るLC500ポリスカーも中々にボリューミー。

パンダカラーから覗き込む合わせ鏡のリヤテールランプも中々にクールですが、やはりこのモデルの大きな特徴はV型8気筒自然吸気エンジンのサウンドにあるとして、パフォーマンスの一環として、今後は様々なイベントにて特別に出展されるのではないかと思われます。

なお栃木県警は、今回のレクサスLC500以外にも日産GT-R R35/フェアレディZ、ホンダNSXといった歴代国産スポーツポリスカーも所有。

他の警察車両では見ることのできない圧倒的なラインナップとなりますが、これらのモデルがイベントなどで並んでる姿を見てみたいものです。

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Reference:carwatch