これはわからない…TRDカスタムのトヨタ・カムリWSの覆面パトカーが目撃に。この他にもWRブルーのスバルWRX S4や日産GT-R R35の覆面パトカーも

2022-07-05

覆面パトカーと言えども、さすがにこれはちょっとズルい

以前、WRブルーのスバルWRX S4の覆面パトカーが大きな話題となりましたが、今回はTRDフルエアロカスタムのトヨタ・カムリWSハイブリッド(Toyota Camry WS Hybrid)の覆面パトカーが目撃され話題となっています。

上の画像を見る限り、トランクスポイラーやリヤディフューザー、サイドスカート、リヤアンダースポイラーを装着したゴリゴリのカスタムカムリといった印象ですが、よ~く見てみるとシャークフィンアンテナではなくポールタイプのアンテナに変更されていますし、マフラーも両サイド2本出しのクワッドパイプではなく、片側2本出しに変更されていますね。

ここまでガッツリとカスタムされていて、中身は覆面パトカーというのも何だかズルいなぁという感じはありますが、とりあえず見極めるポイントとしてはポールタイプのアンテナと2本出しのマフラーの2種類になるかと思います。


TRDエアロやホイールの存在感が強すぎてパトライトの存在が置き去りに

こちらがサイドから撮影されたカムリWSハイブリッド・TRDカスタムの覆面パトカー。

格納式パトライトが点滅していますが、それよりもフロントスポイラーやサイドスカート、フルスモーク、更にはブラックペイント処理されたTRD大口径アルミホイールの存在感が強すぎて…

相手に油断を与えたところで捕獲するための仕様だと思いますが、普段から交通ルールを守っていれば特に気にする必要はないと思うんですけど、こういった覆面仕様が登場するとかなり構えてしまいますね。

WRブルー・スバルWRX S4の覆面仕様は更に難易度高め?

ちなみにこちらは埼玉県警の高速機動隊が使用するWRブルーにペイントされたスバルWRX S4の覆面パトカー。

覆面パトカーの大きな特徴であるポールタイプのアンテナではなく、シャークフィンアンテナが装備されているため、中々見分けるのは難しいそうです(もしかしたらリヤデザインで見分けるポイントがあるかもしれませんが…)。

逃げるのは絶対不可能!GT-R R35の警察車両

そしてこちらが、東北自動車道にて目撃された栃木県警に寄贈された日産のハイパフォーマンススポーツモデルGT-R R35のパトカー。

栃木県警といえば、日産フェアレディZやホンダNSXといったスポーツモデルのパトカーを配備していることでも有名ですが、GT-R R35を導入するキッカケとなったのが、一部栃木県民(会社役員)の寄付によって「GT-Rパトカーのために使ってほしい!」という一声があったから。

金額にして約1,200万円が支払われ、今回特別にパトカー仕様にカスタムされたパトカー費用の6割分が使用され、残り4割が日産自動車負担という内訳となりました(決して栃木県の税金で作られたものではない)。

ベースとなるモデルは現行タイプの”R35”で、最上位グレードの”NISMO(ニスモ)”が寄贈される?といった話題で持ち切りでしたが、2017年の現行モデル(おそらくPureEdition?)で、具体的なグレードについては県警の担当者さんも”詳細は答えられない”とのこと(もしくはグレードがわからない可能性も?)

なお、このモデルが導入される”本来のきっかけ”となったのは、日産・栃木工場が2018年で創業50周年を迎えるとのことで、そのPRも兼ねて栃木県警に導入したとも言われています。

(その他にも、2018年3月に中央道にて、235km/hのスピードで走行したダッジ・チャレンジャーのオーナーが捕まった例を見て、そのスピードに対抗できる国産スポーツモデルを導入した、ということも考えられそう)

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