遂に来た!トヨタ・ガズー・レーシングがル・マンハイパーカークラスの参戦モデルを2021年1月15日に世界初公開!スペックも一部明らかになったぞ
TGRル・マンハイパーカークラス車両のスペックはこうなっている
2020年9月に、トヨタ・ガズー・レーシング(Toyota Gazoo Racing)がル・マン24時間耐久レース用に、TS050 LMP1プロトタイプをベースにしたGRスーパースポーツの開発車両を世界初公開しましたが、今度はル・マンハイパーカークラス用として準備されている新世代レーシングモデルを2021年1月15日に世界初公開することが明らかとなりました。
Toyota Gazoo Racingが公開したレーシングモデルのスペックは以下の通りで、他メーカーもFIA規定によって限界ギリギリのスペックに仕上げているために、どうしてもこれ以上のスペックアップは不可能となっています。
あとは車体重量をどこまで切り詰めていくか、空力特性をどこまで向上させていくのか、全ては各メーカーの技術とノウハウ、そして経験が全てとなります。
パワートレイン:Four-Wheel Drive Racing Hybrid
最高出力:680ps
車体重量:1,030kg
タイヤ:ミシュラン製
具体的なエンジンについては記載されていませんが、おそらくは排気量2.4L V型6気筒ツインターボエンジンが濃厚だと思われます。
TGRといえばGRスーパースポーツの公道モデルも期待
ちなみにこちらが、ル・マン24時間耐久レース用に持ち込まれたGRスーパースポーツの開発車両。
トップルーフはオープン仕様となっていて、ボディスタイルは完全なLMP1仕様でありながらも、これが公道仕様モデルとして最低20台は販売されるというのも衝撃的。
こういったエクストリームなスタイリングを持つモデルとしては、アストンマーティン・ヴァルキリー(Astonmartin Valkyrie)やメルセデスベンツAMG Oneが最も近く、しかもこれら2台を元ZOZOTOWNの前澤友作 氏が購入されているのも更に驚き(2021年1月時点では、まだ納車はされていない)。
具体的な名称やパワートレイン、価格帯は?
なお公道仕様モデルのGRスーパースポーツの名称については、まだ明確にはなっていないものの既にトヨタが商標出願しているGR010である可能性が高そう。
パワートレインは、先述にもある通り排気量2.4L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせることで、システム総出力1,000psを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.5秒以内、最高時速は350km/hにまで到達するとのことです。
車両本体価格は約3億円とも報じられていますが、そうなると過去国産スポーツモデルとしては最高額となるレクサスLFA(3,750万円)が約8台分購入できることになりますね。
With 1⃣1⃣ days to go until we launch our new Hypercar, let’s take a look at some specs 🏎️💪🏋️@FIAWEC @24hoursoflemans #TOYOTAGAZOORacing @Michelin #PushingTheLimitsForBetter pic.twitter.com/FXlDvk0uJK
— TOYOTA GAZOO Racing WEC (@Toyota_Hybrid) January 4, 2021
☆★☆GRスーパースポーツ関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:CARSCOOPS