フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の最新情報!グレードは全5種類、ボディサイズやグレード毎の主要装備・安全機能もチェック

少しずつ新型ランクル300の詳細情報が明らかになっているようだ

いよいよ2021年7月1日に生産開始予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、ようやく日本市場向けのグレード構成並びに、発表・発売時期が明らかになったため、早速ご紹介していきたいと思います。

いつもお世話になっているトヨタディーラーより、少しずつ具体的なグレード別主要装備なども明らかになり、どのグレードにどのエンジンが搭載されるのか?といった概要も明確になってきました。

早速、グレード構成とパワートレイン、一部装備内容、そして発表・発売時期をチェックしていきましょう。


新型ランドクルーザー300のグレード構成は全5種類、エンジンは2種類

2021年に発表・発売される新型ランドクルーザー300ですが、グレード構成としては大きく5種類で、各グレードに設定されるパワートレインは以下の通りとなります。

【新型ランドクルーザー300・グレード構成一覧】

[ディーゼル&ガソリンモデル(4WD)]
◇最上位グレード:GR-S
◇上位グレード:ZX

[ガソリンモデル(4WD)]
◇上位グレード:VX
◇中間グレード:AX
◇エントリーグレード:GX


【新型ランドクルーザー300のパワートレイン】

◆ディーゼルモデル・・・排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力309hp/最大トルク687Nm)、10速AT

◆ガソリンモデル・・・排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン(最高出力420hp/最大トルク589Nm)、10速AT

基本的なグレード構成としてはこんな感じ。

やはり以前より噂されていた通り、V型8気筒自然吸気エンジンは完全廃止され、その置き換えとしてレクサスLS500と同じダウンサイジング化されたV6ツインターボを搭載。

そして中東などにてラインナップされるディーゼルモデルも、V6ディーゼルターボとして追加ラインアップされます。

但しここで注意してほしいのは、今回のグレードラインナップにて”マイルドハイブリッド(HV)”は設定されていないため、担当セールスさん曰く「もしかすると2022年以降に遅れて販売されるかもしれない」とのことです。

あとはガソリンモデルに限り5人乗り仕様ディーゼルモデルに限り7人乗り仕様と限定的なのも気になるところです。

そして今回のグレード構成にて新たに判明したこととして、待望のオフロード専用グレードとなるGR-Sが追加されるということ。

これについては18インチ専用アルミホイールに大口径タイヤを装着したオフロード志向のエクステリアになるとのことで、その一方でZXグレードは20インチタイヤアルミホイール標準装備するとのこと。

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ディーゼルグレードとしても登場するのはちょっと微妙な感じもしますが(その分トルクモリモリ?)、敢えて時期を遅らせるわけでもなく、いきなり他グレードと同時に発売されるとのことなので、確実にこのグレードを狙って購入される方も多いと思いますし、価格帯も1,000万円以上になるのではないかと予想されます。

新型ランドクルーザー300の充実した装備内容をチェック

続いては新型ランドクルーザー300の主要装備をチェックしていきましょう。

[上位グレードGR-S/ZX]

◇本革シート
◇9インチディスプレイオーディオ
◇サンルーフ(パノラマルーフの記載無し)
◇12.3インチJBLサウンド付きT-CONNECTナビゲーションシステム(メーカーオプション)
◇指紋認証エンジンスターターシステム
◇3Dマルチテレインモニター&セレクトオート

[安全装備(全グレード標準装備)]

◇パノラミックビューモニター(PVM)
◇インテリジェンスクリアランスソナー
◇ブラインドスポットモニター(BSM)
◇トヨタ・セーフティ・センス(Toyota Safety Sense) 他

この他の新型ランドクルーザー300のボディサイズとしては、全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,870mm、ホイールベース2,850mmと、基本的には先代ランドクルーザー200とほぼ同じで、全幅が+10mmのみ拡大しただけとなりますね。

国産車としては初の指紋認証エンジンスターターシステムを導入

あとは中日新聞でも報じていた通り、やはり新型ランドクルーザー300より盗難防止を目的とした「指紋認証エンジン始動システム」も導入されるとのこと。

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近年多発しているランドクルーザー/レクサスLX570の盗難を防止するのため、指紋認証によりエンジンを始動できるようなシステムを導入し、登録した人以外はエンジンスタートスイッチを押してもエンジンが始動しないような仕組みになるとのこと。

なおこうした指紋認証システムを用いたエンジン始動方法は、既に韓国の自動車メーカーでお馴染み現代自動車(ヒュンダイ)のサンタフェ(Santafe)に導入済みですが、これを導入したことでどれだけ盗難被害が減少したのか気になるところ。

おそらくはトヨタ新型ランドクルーザー300で2番目の導入になるかと思いますが、その後2021年度内に発売予定となっているフルモデルチェンジ版・レクサス新型LXにも導入予定になっているそうです。

発表・発売はランクル生誕70周年を記念して2021年8月に

そして最も気になるのが、新型ランドクルーザー300の発表・発売日ですが、以前より噂されていた通り、2021年8月1日になるとのことです(価格情報や見積もり作成などは2021年7月上旬、発表は同年7月19日予定)。

なぜ8月なのかというと、2021年8月1日でトヨタ・ランクルが生誕70周年を迎えるとのことで、1951年8月1日に登場したジープBJ型に敬意を表する意味も込めて登場するそうです。

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当初は、半導体の供給不足や福島沖震災の影響で発売時期を遅らせる?といった噂もあったそうですが、トヨタとしても70周年記念を祝う意味でも、この時期だけはズラしたくないという想いがあったのかもしれませんし、発売はするものの、(担当スタッフさん曰く)発売時点から最低半年以上の納期待ちになることは覚悟していた方が良いかもしれないとのことです。

新型ランドクルーザー300のグレード構成は中東市場などでもリーク済み、エンジン型式や内外装リークデザインのおさらいは、以下の次のページにてチェック!


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