フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルの実車をインプレッション!内装の質感はかなり高め、エンジンフードはやはり「つっかえ棒式」
引続き新型エクストレイルの内外装をチェックしていこう
引続き、中国市場向けとなる日産の新型エクストレイルを見ていきましょう。
サイドビューはこんな感じ。
フロント・リヤフェンダー、リヤロアバンパーにはメリハリのついた無塗装ブラックのモールが装着され、車高をグッと押し上げたようなヴィジュアルとタフギア感、力強さを演出。
その一方でサイドドアパネルにはメッキガーニッシュを加味していますが、これが標準装備というのもちょっと驚き。
中国市場では、こうした高級感を演出するガーニッシュパーツの人気が高いことから、日産もその流れを汲んで敢えて標準装備にしたのだと考えられます。
トップルーフやAピラー周り、サイドミラーキャップは2トーンブラックに仕上げられ、シルバー?のルーフレールを装着。
そして足元のアルミホイールは、シルバーとブラックのデュアルトーンに仕上げられ、メーカーオプションによって18インチ~19インチの設定が可能とのこと。
リヤビューも上手くまとめてきた
リヤビューも非常にダイナミックで、エッジの効いたCピラーによる伸びやかなボディと、中央へと絞り込まれているデザインは秀逸。
フロントはメッキ調加飾でしたが、リヤロア部分のスキッドプレートはシンプルなシルバーを採用していますね。
初の中国市場向け新型エクストレイルのエンジンルーム
そしてようやく公開された新型エクストレイルのエンジンルーム。
フロントボンネットはダンパー式ではなくつっかえ棒式で、エンジンも排気量1.5L 小型直列3気筒VCターボエンジン+e-POWERを組み合わせたハイブリッドシステムとなり、システム総出力204hp/最大トルク300Nmを発揮します。
インテリアはシンプルでチープさは無し
インテリアはこんな感じ。
新型ローグとは異なり、センターダッシュボードにはMOP&10インチ以上と思われるワイドタッチディスプレイが搭載されています(ローグは9インチ)。
ステアリング形状やプロパイロット、インストルメントクラスター、ヘッドアップディスプレイ、インパネ周りは特に大きな変化はないものの、プラスチッキーな印象はあまりなく、合成皮革を上手く活用しています。
こちらが運転席の12.3インチフルデジタル液晶メーター。
新型ローグや新型キャシュカイ、新型ノート・オーラ(New Note Aura)、新型パスファインダー(New Pathfinder)にも流用されるシステムで情報量も豊富。
タイヤの空気圧監視システムも装備されているのは非常に便利ですね。
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