世界に一台しか存在しないピンクのケーニグセグ・アゲーラRが中国に納車!何と大富豪から愛人への誕生日プレゼント→愛人は免許を持っていなかった件
愛人需要のある中国といえど、まさか数億規模のメガハイパーカーを愛人にプレゼントするとは…(しかも中古車)
以前、大富豪の夫が愛する妻に対し、バレンタインデープレゼントにブガッティ・シロン・スポーツ(Bugatti Chiron Sport)のワンオフモデルで、更に妻の名前を用いたシロン・スポーツ”アリス(Alice)”が納車され大きな話題となりました。
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そして今回、中国にてシロン・スポーツ・アリスからインスピレーションを受けた、世界に一台しか存在しないピンクのケーニグセグ・アゲーラR(Koenigsegg Agera R)が納車されています。
早速そのエクステリアをチェックしていきましょう。
元々のボディカラーはマットホワイト→ピンクカラーへとラッピング
こちらが今回中国の大富豪に納車されたアゲーラRのワンオフモデル。
実はこのモデル、今回納車された中国の大富豪含めて3人目の手に渡った個体で、走行距離は2,000kmちょっとの中古モデル。
元々はマットホワイトにペイントされたシンプルなカラーリングでしたが、ここからピンクカラーのラッピングに施工されているそうです。
何とも個性的なカラーリングのアゲーラRですが、実はこのモデル、厳密には中国の大富豪のために納車されたのではなく、大富豪の愛人へとプレゼントするために購入したとのこと。
アゲーラRの価格帯は優に2億円を超えますが、中国では税関や排気量の関係から更に価格アップすると考えられ、更にプレミア価値も付いているとなると3億円は超えているのではないかと予想されます。
愛人さんは自動車免許を取得しておらず…
まるで宇宙線のような空力を徹底したボディラインに、ピンクのカラーラッピングが何とも美しい仕上がりですが、中国では女性のスポーツカー/スーパーカーオーナーも多く、こういった女性にマッチしたピンクの純正カラーを用いたモデルも存在するほど(ポルシェ・タイカンにもピンクカラーが準備されている)。
ただ一つ残念なことは、このモデルをプレゼントされた愛人さんは自動車免許を取得していないとのことで、今後このモデルがどのように扱われるのかが非常に気になるところ。
いきなり目の前に約3億円ほどのアゲーラRが納車され、「よっしゃ!免許取ろう!」となるのか、「えっ、売っても良い?」となるのかは不明ですが、世界一行き場を無くしたケーニグセグにだけはなってほしくないところ。
内装は非常にシンプルなアルミとカーボン、本革でまとめられ、ブラックとクリーム系を組み合わせた、明るくも落ち着いた印象を与えています。
なおアゲーラRは、2011年~2014年に製造された希少モデルで、今回中国の大富豪に納車されたのは2013年式。
パワートレインは、排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、E85バイオ燃料を投入した場合は最高出力1124hp/最大トルク1,200Nmを発揮します。