フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルが納車されて1か月半が経過。改めてエクステリアをインプレッション…世間が面白おかしく騒ぐほど「CX-ハリアー」感は無し
引続き新型ヴェゼルのエクステリアをチェックしていこう
ちなみにフロントのボディ同色グリルをアップしてみるとこんな感じ。
中々ピックアップされないところですが、実はこの水平基調のグリルパターン部分は、厚み・奥行きが少しあるために、水滴痕や汚れがとにかく溜まりやすいんですね(しかも汚れが目立ちやすい)。
そのため洗車した後は、しっかりとブローするか専用クロスで拭き取るなどの作業をしないと、どんどん汚れが溜まっていくので、メンテナンスは結構大変です。
新型ヴェゼルのリヤビューはどうだ?
リヤビューはこんな感じ。
こちらもSNSやカーメディアでは60系ハリアーのテールランプに酷似していると騒がれていましたが、近年のトレンドとなっているセンター直結風の一文字テールランプを導入するとどうしても似てしまう部分はありますし、元々は中国専売モデルとなるWR-V/XR-Vや、S660/NSXなどのデザイン言語を取り入れたテールデザインでもあるため、ホンダ本来の個性は引き出されているのではないかと思います。
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ちなみにテールランプが点灯するとこんな感じ。
この点も将来的には、新型ヴェゼルをベースにしたピュアEVモデルが登場すると思われ、テールランプもよりシームレスで一文字に集約されるのではないかと思います。
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ホンダの主要ブランドだからこそ賛否はあって当然
発売前から何かと話題になっていた新型ヴェゼルですが、それだけ話題性の高いモデルであり、世間が注目しているモデルの一つであることはもちろんですが、結果的には発売1か月後には目標月販5,000台に対し、約3.2万台と6倍以上のバックオーダーを抱えているようです。
発売前から話題にすら上がらないことほどツラいものはありませんが、新型ヴェゼルはそういったことがありませんでしたし、主要モデルで新型車だからこそ賛否があるわけで…先述にもある「CX-ハリアー」と揶揄された表現も本望ではないにしても、結果的に新型ヴェゼルを世に広める重要なきっかけに繋がっていたのかもしれませんね。
インプレッションと言いながら脱線が続いてしまいましたが、納車されて1か月半が経過しても満足度は高く、エクステリアデザインもメディアが報じるものとは程遠い”ホンダらしさ”のあるクリーンなコンパクトクロスオーバーにまとめられていると思います。
ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。