希少なホンダNSX-Rが競売へ!走行距離は5万km超えながらコンディション抜群で予想落札価格は4,500万円…将来的に更なる価格高騰の可能性も

ホンダのピュアスポーツモデルは今後も高騰する可能性が高そうだ

さてさて、以前より度々話題になっているホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R)やインテグラタイプR(Integra Type R)、S2000、そして初代NSXといったピュアスポーツモデルの価格高騰が目立ってきましたが、今回はかなり珍しい2004年式のNSX-Rが競売に出品されます。

▽▼▽関連記事▽▼▽

イギリスを拠点とし、日本のスポーツモデルを数多く取り扱うTorqueGT社が出品する今回の第二世代モデルとなるNSX-Rですが、何と予想落札価格は4,500万円(408,000ドル)とのことで、ランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)やフェラーリのスペチアーレモデルが購入できるレベル。

一体どのような仕様なのか?早速チェックしていきましょう。


コンディション抜群!白黒ボディが美しいNSX-R

こちらが今回出品されるNSX-Rのエクステリアデザイン。

ホワイト系のボディカラーを基調としつつ、ツヤツヤなブラックルーフ&リヤスポイラーを装着したデュアルトーンカラーに仕上げられ、ボディ表面にもほとんど傷や汚れが付いていないベストコンディションの一台とのこと。

ちなみにこのモデル、限定140台のみ販売された希少モデルとのことで、今回の予想落札価格は4,500万円となっていますが、将来的には更に高騰することが予想され、それこそ日産スカイラインGT-R R34シリーズのように常軌を逸した価格帯になることも十分に予想されます。

パフォーマンスを重視するために快適装備を完全排除

今回出品されるモデルは、カーボンファイバー製のボディパーツを贅沢に使用し、パワーアシストステアリングなどの不要なトリムや機器類を廃除することで約100kgの軽量化に成功。

TorqueGT曰く、NSX-Rのハンドリング性能は絶妙とのことで、控え目なエンジンスペックとのバランスもとれた理想的なピュアスポーツモデルとのこと(パワーだけに頼らないトータルバランス重視の一台)。

そのためパワートレインは、排気量3.2L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力286hpを発揮するとのことですが、実際のところはこれ以上のエンジン出力を発揮しているとの情報も。

ちなみにトランスミッションは6速MT/駆動方式は後輪駆動(RWD)を採用しています。

内装もしっかりとメンテナンスされていて、特にダッシュボード周りの汚れや経年劣化もないため非常に美しい状態をキープしていますが、必要機器類や快適装備が完全排除されてシンプルなインパネになっているのもユニーク。

メーターは最大300km/hまで表記され、走行距離は50,920km(31,640マイル)とそこそこに走られています。

ちなみに全く同じ仕様のNSX-Rが、過去に日本国内にて開催されたオークションにて出品されたことがありましたが、その時のNSX-Rの走行距離は僅か560kmのみと非常に少なく予想落札価格は4,800万円でした。

▽▼▽関連記事▽▼▽

こうして見ると、やはりNSX-Rの価値も年々高めていることが確認できますが、今回の例はその前触れに過ぎないのかもしれません。

☆★☆ホンダNSX関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS