フルモデルチェンジ版・スバル新型WRXの効果も大きい?!初代VA型の特別仕様車WRX STI達が中古車サイトにて1,000万円近くまで高騰中

もう二度と新車では購入できないとはいえ、まさか初代WRX STIがここまでの価格帯になろうとは…

さてさて、2021年8月19日にスバルのフルモデルチェンジ版・スバル新型WRXが世界初公開されることが明らかとなり、更に公式ティーザー動画が公開され、フロント・リヤフェンダーには無塗装ブラックのモールが設けられていることも確認されています。

「もしかして次期WRXはラリー志向強めの4ドアセダン?」といった噂も浮上していますが、その一方でもう一つ注目されているのが初代VA型のハイパフォーマンスモデルWRX STI。

▽▼▽関連記事▽▼▽

既に中古車市場カーセンサーを中心に、様々な特別仕様車も多数販売されていますが、次期WRXの登場が控えているからなのかはわからないものの、これらのモデルが1,000万円に到達しそうな勢いにて価格高騰しています。

一体どれほどの金額なのか?早速チェックしていきましょう。


もはやポルシェやマセラティなどの高額車に近づいてきたWRX STI S208 NBRチャレンジパッケージ

まずはスバルが2017年10月26日に発売した特別仕様車WRX STI S208 NBRチャレンジパッケージ(販売元はコチラ)。

何と中古車サイト・カーセンサーでの中古販売価格は953万円(乗り出し967.3万円)ととにかく高額で、既にプレ値が付いた状態に。

ちなみに年式は2018年式で、走行距離は僅か17kmのみであることから投機目的として購入した可能性も高く、ボディカラーはWRブルーパールと定番仕様。

新車価格はグレードに応じて689万円~710.6万円

当時は限定350台のみ販売され、新車販売価格としてはドライカーボントランクスポイラーを装着したモデルが6,890,400円(税込み)/ドライカーボンリヤスポイラー装着モデルが7,106,400円と、国産スポーツセダンではかなりの高額設定でした。

なおこのモデルは、スバルとSTIが共同してエンジンや足回りを専用開発し、内外装ともに専用装備を追加したスバルハイパフォーマンスカーのトップエンドモデル。

2015年に発売したS207に対し、エンジン出力や加速性能の向上、カーボンルーフの採用による低重心化等の改良を施したSシリーズ史上最高の性能と質感を実現した一台となります。

もちろん今もなお高い人気を誇るNBRチャレンジパッケージですが、まさにドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでの4ドアセダン量産者最速にチャレンジするに相応しい一台ではないかと思います。

雨天時には一度も外で走られなかった貴重なWRX STI S208 NBRチャレンジパッケージ

続いてもWRX STI S208 NBRチャレンジパッケージですが、こちらはボディカラーが何とも珍しいクールグレー・カーキで、走行距離は僅か750km、年式は2018年式ですが、中古車販売価格は先ほどのWRブルーパールとほぼ変わらない938万円(販売元はコチラ)。

内外装のコンディションはもちろん極上で、フルエアロパーツやHKSスーパーターボマフラー、純正RECARO製スポーツシートアドバンスドセイフティ、ドライカーボンルーフ、BBS社製19インチ鍛造アルミホイール、ブレンボ製ブレーキキャリパーをフル装備し、雨の日は一切使用されていません。

恐らく最も美しく保管されていた一台ではないかと思いますが、やはり2021年内にフルモデルチェンジ版・新型WRXが発売されること、そして2022年以降には次期WRX STIが登場することを見込んで、このようなプレ値が付いたのでは?と予想しています(VA型の希少性が更に高まる)。

スバル製EJ20エンジン最後のWRX STIとなる特別仕様車EJ20ファイナルエディションはいくらで売られている?気になる続きは以下の次のページにてチェック!